北海道ホルスタイン改良協議会
令和元年７月１１日
北見地区畜産総合施設
北海道ホルスタイン改良協議会（小林紀彦会長）は、去る７月１１日（木）に訓子府町の北見地区畜産総合施設において、道内各地からの受講者７１名の出席を得て『２０１９年共進会ジャッジングスクール』を開催いたしました。
この研修は共進会審査にあたる意欲を持つ方を対象に、地区改良協議会を窓口として道内各地より参加者を募り実施しているものです。毎年、共進会審査経験者から全く審査を経験した事の無い初心者まで、多数の方々にご参加いただいております。 また、成績優秀者については、ホルスタイン農協主催の共進会ジャッジ研修会への参加推薦も行っております。
開会式では、小林会長からの挨拶のあと、後援団体である北見地方ホルスタイン改良同志会の竹内会長から歓迎の挨拶をいただき研修に入りました。
今年の研修も例年と同様、序列付けと審査講評に重点を置き、複数のディスカッショングループに分かれて実技研修を行う形式を採用しました。
福屋 栄人 氏 （恵庭市 酪農家）
坪井 泰憲 氏 （弟子屈町 酪農家）
編田 尚弘 氏 （陸別町 酪農家）
吉田 潤嗣 氏 （（一社）ジェネティクス北海道 十勝北見事業所）
福屋 茂生 氏 （（一社）家畜改良事業団 十勝種雄牛センター）
小泉 俊裕 氏 （ホルスタイン農協 審査部長）
田井 道広 氏 （ホルスタイン農協 審査部次長）
山内 誠 氏 （北見地方ホルスタイン改良同志会 副会長）
未経産クラス・・・１１～１３ヵ月クラス（６頭）
経産クラス ・・・２歳初産クラス（６頭）、 ４歳クラス（６頭）
未経産牛クラス(６頭)、初産クラス(６頭)、４歳クラス(６頭)について、受講者が個々に序列を付けた後で６つのディスカッショングループ(Ａ～Ｅ：一般受講者、Ｆ：初心者)に分かれ、 それぞれのグループ毎に５名程の受講者が代表して序列付けと審査講評を発表します。それに対してアドバイザーからアドバイスを受ける(アドバイスは講評の仕方や内容についてのみおこない、 順位については言及しません)といった実践的な形式での研修が行なわれました。各グループとも審査講評の表現などについてグループアドバイサーに熱心に質問する姿が見られ、ジャッジングに対する受講者の熱意が感じられました。
その後、クラス毎に各グループの代表者が序列と審査講評を行い、最後にパネラーの福屋氏から模範となる解答と講評が行われた後、質疑応答が行われました。
閉会式では、成績優秀者１０名と１０月に開催を予定しているホルスタイン農協主催「共進会ジャッジ研修会」への新規推薦者４名が発表され、受講生全員から盛大な拍手で祝福されていました。最後に丹羽副会長の閉会挨拶をもって盛会裏に研修を修了いたしました。
前列が成績優秀者の皆さん
本研修会を開催するにあたりご協力いただきました北見地方ホルスタイン改良同志会、ホクレン農業協同組合連合会北見支所、並びに関係各位の皆様に心からお礼申し上げます。