北海道ホルスタイン改良協議会
令和６年４月２０日
北海道中央地域家畜市場
北海道ホルスタイン改良協議会（山内誠会長）は、去る４月２０日（土）に旭川市の北海道中央地域家畜市場において、道内各地からの受講者８３名の出席を得て『２０２４年共進会ジャッジングスクール』を開催いたしました。
この研修は共進会審査に意欲を持つ若手を対象に、審査眼の統一と、審査員としての講評技術の習得、向上を目的としており、共進会審査経験者及び審査未経験の初心者から農業高校の学生まで、多数の方々にご参加いただいています。また、本研修において成績が優秀であると認められた方には共進会ジャッジ研修会（北海道ホルスタイン農協主催）への参加推薦も行っております。
開会式では、山内会長から挨拶の後、後援団体を代表し、道北ホルスタイン改良協議会 多田 和宏会長から歓迎の挨拶をいただき研修に入りました。
今年の研修も例年と同様、序列付けと審査講評に重点を置き、複数のディスカッショングループに分かれて実技研修を行う形式を採用しました。
福屋 茂生 氏 （ＳＴジャパン株式会社）
佐藤 孝一氏（広尾町 酪農家）
吉田 潤嗣氏（一般社団法人 ジェネティクス北海道）
山内 誠 氏（当協議会 会長）
吉田 智貴氏（当協議会 副会長）
岩田 政彦氏（当協議会 副会長）
田村 知正氏（北海道ホルスタイン農協）
栗城 一貴氏（当協議会 監事）
未経産クラス・・・１１～１４ヵ月クラス（６頭）
経産クラス ・・・２歳初産クラス（６頭）、 ３歳クラス（５頭）
未経産牛クラス(６頭)、初産クラス(６頭)、３歳クラス(５頭)について、受講者が個々に序列を付けた後で６つのディスカッショングループ(Ａ～Ｅ：一般受講者、Ｆ：初心者)に分かれ、 それぞれのグループ毎に５名程の受講者が代表して序列付けと審査講評を発表します。それに対してアドバイザーからアドバイスを受ける(アドバイスは講評の仕方や内容についてのみおこない、 順位については言及しません)といった実践的な形式での研修が行なわれました。各グループとも審査講評の表現などについてグループアドバイサーに熱心に質問する姿が見られ、ジャッジングに対する受講者の熱意が感じられました。
その後、クラス毎に各グループの代表者が序列と審査講評を行い、最後にパネラーの福屋氏から模範となる解答と講評が行われた後、質疑応答が行われました。
閉会式では、成績優秀者１２名と、１０月９日に十勝農協連家畜共進会場（音更町）で開催される「共進会ジャッジ研修会」へ今年度から新たに推薦する４名が発表され、受講者全員から盛大な拍手で祝福されていました。最後に吉田副会長の閉会挨拶をもって２０２４年共進会ジャッジングスクールは盛会のうちに終了いたしました。
本スクールを開催するに当たりご協力いただきました、道北ホルスタイン改良協議会様、並びに関係者の皆様方に心よりお礼申し上げます。