乳牛改良・審査のサクセッサー(後継者)プログラム
第10回プログラム終了

開催日

平成30年10月29日~11月2日

場所

酪農学園大学

 当組合では若手酪農後継者育成の一環として、当組合員子弟および酪農に携わる若者を対象に乳牛改良知識の向上と乳牛審査技術取得等のスクーリングプログラムを行っております。これまで9回のプログラムを開催し、プログラム修了者は100名以上となります。受講された多くの皆さんは現在、地元の乳牛改良のリーダーとして活躍しております。

 10月29日~11月2日の5日間にかけて、第10回のプログラムを開催しました。このプログラムは酪農学園大学、公益社団法人北海道酪農検定検査協会、一般社団法人ジェネティクス北海道との「包括的連携と協力に関する協定」に基づき、協定の一環として4団体による共同開催となっております。

 また、このプログラムは酪農現場においてそれぞれの分野で技術の展開を実践しているスペシャリストを講師に実施しているものです。今回は講師としてアメリカABS社ST.Jacobsビジネスマネージャーであるブライアン・ベンキー氏を招待し、共進会ジャッジマンとしての牛の見方や講評技術、ショウマンシップと出品技術について担当していただきました。

 実技研修と座学は、酪農学園大学フィールド教育研究センターで実施されました。座学は、各講師陣がそれぞれの専門分野を担当し、大変興味深い講義を展開していました。受講者からの質問や意見にも丁寧に説明を施すなど、非常に解りやすい講義内容でした。また、ベンキー氏が担当する実技研修では時折雨が降る寒空の中、牛の見方や審査講評のポイントなどを、受講者のみなさんは真剣に聞いていました。そして、5日間をかけてのプログラムは無事に終了いたしました。



酪農学園大学、竹花学長による開会の挨拶


牛の見方を熱心に語るブライアン・ベンキー氏


種雄牛選定のポイントについて解説する
ジェネティクス北海道 伊藤克美課長


高泌乳牛の繁殖成績と題して講義する
酪農学園大学 堂地修教授


審査標準と線形審査法について解説する
当組合審査部 小泉部長


ゲノミックについて解説する
当組合改良課 馬場技師


ベンキー氏の通訳を担当した
(株)十勝畜産貿易 久保田裕己氏


熱心に座学に励む受講者の様子


序列付けの解説をするベンキー氏


受講者に丁寧に説明するベンキー氏


堂々と審査講評する受講者


丁寧に審査講評する受講者


供試牛(経産牛)


小雨の中、熱心に牛の序列を考える受講者


小雨の中、ベンキー氏による熱血指導


受講者の審査講評に耳を傾けるベンキー氏


終了証書・授与式の風景①


修了証書・授与式の風景②


閉会式後の記念撮影


受講者の皆さんの今後の活躍を期待しています!



第1回~第9回までの過去の受講者


第1回 受講者と講師:デビット・ディクソン氏


第2回 受講者と講師:リー・マジェスキー氏


第3回 受講者と講師:スタン・ヘンダーソン氏


第4回 受講者と講師:テッド・ホーバック氏

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