令和4年11月8日~11月11日
酪農学園大学
当組合では若手酪農後継者育成の一環として、当組合員子弟および酪農に携わる若者を対象に乳牛改良知識の向上と乳牛審査技術取得等のスクーリングプログラムを行っております。これまで10回のプログラムを開催し、プログラム修了者は150名以上となります。受講された多くの皆さんは現在、地元の乳牛改良のリーダーとして活躍しております。
11月8日~11月11日の4日間にかけて、第11回のプログラムを新型コロナウイルス感染防止対策を徹底したなか開催しました。このプログラムは酪農学園大学、公益社団法人北海道酪農検定検査協会、一般社団法人ジェネティクス北海道との「包括的連携と協力に関する協定」に基づき、協定の一環として4団体による共同開催となっております。
また、このプログラムは酪農現場においてそれぞれの分野で技術の展開を実践しているスペシャリストを講師に実施しているものです。今回は特別講師として陸別町 酪農家 編田尚弘氏を招聘し、共進会ジャッジマンとしての牛の見方や講評技術、ショウカウの管理方法と出品技術等について担当していただきました。
座学及び実技研修では、各講師陣がそれぞれの専門分野を担当し、より具体的、かつ専門的な講義で、受講者からの質問や意見にも丁寧に説明を施すなど、非常に解りやすい内容でした。また、編田氏が担当する座学では牛の見方や審査講評のポイントおよび、ショウカウの管理方法等の講義が行われ、実技研修では日頃経験したことのない審査講評に不慣れながらも真剣に取り組み、4日間をかけてのプログラムは無事に終了いたしました。
酪農学園大学、堂地学長による開会の挨拶
牛の見方について熱心に講義する編田氏
種雄牛選定のポイントについて解説する
ジェネティクス北海道 伊藤克美課長
繁殖技術を活用した乳牛の改良と題して講義する
酪農学園大学 西寒水将講師
審査標準と線形審査法について解説する
当組合審査部 田井部長
乳牛改良の動向について解説する
当組合改良課 馬場係長
真剣に座学に励む受講者の様子
体型審査実技研修の様子①
体型審査実技研修の様子②
編田氏によるリード技術研修
受講者に丁寧に説明する編田氏
座学での知識を生かし審査講評する受講者
丁寧に審査講評する受講者
供試牛(未経産牛)
牛の序列を考える受講者
受講者に熱心に指導する編田氏
編田氏の実技研修終了後牛舎前で記念撮影
終了証書・授与式の風景①
修了証書・授与式の風景②
当組合柾谷専務による閉会の挨拶
閉会式後の記念撮影
受講者の皆さんの今後の活躍を期待しています!
第1回 受講者と講師:デビット・ディクソン氏
第2回 受講者と講師:リー・マジェスキー氏
第3回 受講者と講師:スタン・ヘンダーソン氏
第4回 受講者と講師:テッド・ホーバック氏