2005-3

 

平成16年度地区組合協議会-2/8(火)~2/21(月)10地区で開催

17年度事業計画、ナショナル ショウ開催などを協議

本年度組合員協議会は、2月8日(火)の上川地区を皮切りに10地区203名参集の下開催し、多くの貴重なご意見をいただき終了いたしました。  組合ではこれら賜った意見を業務に反映させ、適正な事業運営に努めて参りますので、皆様の尚一層のご協力をお願いいたします。

 このうち、石狩地区では2月10日(水)、札幌市の全日空ホテルにおいて組合員23名のご出席を得て、北組合長、桑元専務、中嶋理事(留萌地区)、大迫代表監事(根室地区)地元の水本理事(総務委員長)・河野理事と斎藤参事ほか担当部長が出席して説明・協議いたしましたのでその概要をお知らせいたします。

 開会挨拶   北組合長は、今年初めてお会いする方もいることから、新年の挨拶を述べるとともに、次の通り挨拶を行った。

 

 昨年は「災」の一字に集約された年であり国内はもとより海外でも台風・地震など自然災害に翻弄された年でした。今年こそは「災いを転じて福となす」ということわざも御座いますが、災害の無い良い年であってほしいと思います。

 酪農界におきましても、昨年は猛暑にもかかわらず、牛乳消費は低迷し、脱脂粉乳の在庫が前年同様10万トン近くになる見込です。また、生乳生産も減少傾向にあり、要因の一つとしては、生産基盤である酪農家戸数の減少(12月末7,944戸)と家畜排泄物法の11月完全実施と思われます。

 この事態に対して、担い手が安心して意欲を持って営農に取り組める施策を積極的に推し進めることが肝要であると考えています。  家畜排泄物法の道内での実施率は8割で2割の1,700戸は、シート等による応急対応をしている状況です。環境保全の立場から恒久的な施設整備の促進に対処するよう知事にお会いした折に要請し、道農政部からもこの対策について検討したいと前向きな回答を頂いています。

 農水省では、今後10年を見通した家畜改良増殖目標を策定し、遺伝的改良による乳量、乳質、特に乳蛋白質率の向上、肢蹄・乳房の改良に重きを置いた生涯生産性の向上等を基本として取り纏め、これら推進のため牛群検定・体型審査・血統登録の重要性も示唆しております。  遺伝的改良の推進には、国内の後代検定で得られる遺伝評価値の精度を高めることが肝要ですが、国の財政状況から国費予算が削減されるなか、乳牛改良事業コストの受益者負担のあり方・仕組みが求められています。受益者である国・都道府県・市町村・酪農関係団体・会社、そして酪農家等が、これらの課題に対する具体的な対応に取り掛かる時期に来ていると考え、国に国内外の乳牛改良戦略も含めた舵取りを強く要望したいと考えています。

 当組合の12月末の事業並びに収支状況は、基幹事業である登録部門と市場流通部門共に計画通りあるいは計画以上で推移しています。 登録事業は、個体識別事業による牛群一括の自動登録を2年間にわたり促進し、12月末現在の自動登録農家は取扱団体の51%、戸数で63%です。17年度に向けて更なる改良集団の拡大を図って参ります。 市場流通事業は、今年、BSEの検査見直しにより輸入牛肉解禁の動きがありますが、当組合としては、コストと国民に与えるリスクの大きさを論議し、輸入再開に向けては日本の検査基準と同等の実施が必要であり、それをなくしての再開はするべきでないと一貫して国・道に意見を申し上げています。

 

 ナショナルショウは、今年11月栃木県で開催される全日本共進会の予選として位置付け、各部の構成も全て全共に合わせました。

 出品牛は従来どおり輸入牛や本州からも受け入れるオープンなショウとしています。ジュニアへの対応については、後継者育成も大事であることから、リードマンコンテストとして2日目の最初に行う計画です。これら内容をご理解いただき、開催要領をご提案申し上げますので、ご協議いただきたい。

 また、今年のオフィシャル審査員は海外から招聘することとし、カナダホルスタイン協会の協力と推薦を頂いたオンタリオ州のケネス・エンピー氏が担当いたします。

 

 全国共進会は従来、若牛と親牛の審査を別々の審査員が担当していましたが、今年の審査は一人で行う事となり、当組合の高橋企画部長が担当することとなりました。

 第13回全国共進会を北海道早来町で開催することについては、今後の後代検定娘牛の出品、審査員、高額な開催経費による諸団体の助成経費負担増など全国共進会運営全体の在り方について、あるべき姿を示して行きたいと誘致活動をして参る所存です。ご理解と特段のご支援ご協力をお願いいたします。次回開催場所は、6月中旬の日本ホルスタイン登録協会の総会で決定される予定です。

 酪農をとりまく厳しい環境の中で、役職員一体となり基幹事業の推進に努力しておりますが、経費の削減に努力するとともに事業の効率化に務め、健全経営に取組んで参る所存です。

協議会の次第

 議長には、河野崇治理事が就任し、本年度事業の実施状況・収支状況(12月末)の報告を行うとともに、引続き次の協議事項が提案され、事務局から説明の後、質疑が行われました。

【協議事項】

1.平成17年度事業計画骨子(案)

2.2005道ナショナルショウについて

 ナショナルショウ開催要領は、栃木全共の予選として位置付けて開催することとし、開催月日、各クラスの区分等変更点を説明した。  また、ジャージーの道選考会開催要領について説明するとともに、ナショナルショウと併催すること、出場頭数は20頭規模で地区別の制限をしないこと等を説明した。

 さらには、衛生条件、予防注射等についてナショナルショウと全共出品牛の相違点等も説明。  併催行事であるゴールデンナショナルセール開催要領について説明した。

【質疑応答】

 従来のジュニアの部の今後の方向性について等の、多くの意見・要望が出され、組合長はじめ参事、各担当から回答するなど協議をいたしました。

 なお、その質疑概要等につきましては、5月号に詳しく掲載する予定といたします。

 

血統登録証明書の様式変更について

 現行の血統登録証明書は、平成7年4月から個体確認を容易にするため、裏面に表示していた斑紋を縮小し、表面に表示いたしました。

 その後、家畜個体識別事業システム研究開発事業(別称:モデル事業)の開始に合わせ、従来の斑紋による個体確認を個体識別番号による確認とし、耳標イメージと斑紋記入枠を表示しました。

 また、母・祖母牛は血統登録番号と個体識別番号を併記し、現在に至っております。

 しかし、印字文字が小さく見ずらい、母・父牛名号と登録番号と離れているため利用しずらい、一般の書類関係はA4サイズが主流であり大きさの違う書類が混在して扱いが大変である。

 また, 近年、近親交配・遺伝性疾患の回避のため血統情報を増やしてほしいなどの要望があり、平成17年4月1日発行の血統登録証明書から掲載の様式に変更いたします。

1.主な変更点

 1)様式はA4サイズとする。

  2)血統を三世代から四世代へ一世代多く記載する。

  3)名号と登録番号・個体識別番号・略符号・遺伝性疾患等を上下段で表示し利便性を図る。

  4)印字文字・耳標イメージ・斑紋記入枠を大きくする。

2.登録証明書ファイルについて

 登録証明書ファイルが必要な方は、登録取扱団体(貴殿の登録を行っている農協・農業共済組合)にお問合せ下さい。

 

 

第30回優良登録委員表彰式を開催 登録事業に貢献された14名を表彰

  去る1月14日(金)札幌市・ホテル札幌会館において、永年にわたり登録普及推進に尽力し、地域の酪農発展に多大な貢献をされました登録委員の方々を表彰申し上げる「第30回優良登録委員表彰式」を開催いたしました。

 当日は、ご多用な折にも拘わらず橋津良枝主幹(北海道農政部酪農畜産課)・河原泰平主任(同)、宮川浩輝専務理事(北海道酪農検定検査協会)のご臨席を賜りご祝辞と激励をいただきました。

 表彰に当り当組合桑元忠彦専務理事は受賞者の永年のご労苦に対し謝意を述べるとともに「登録事業は後代検定事業や牛群検定事業そして審査事業とともに改良の4本柱であると確信しており、日本の後代検定事業による種雄牛が国際舞台で比較されることとなり、後代検定事業の精度を高めるため、基盤である牛群検定農家の加入拡大とともに検定牛の全牛登録の促進を図る事が必要不可欠と考えている。

 また、最近は利用される精液が特定の種雄牛に集中する傾向がある中で、近親交配による能力の減退や繁殖性に悪い影響を与える可能性もあることから、それら回避のための基礎情報として登録事業による血縁情報の必要性が高まっています。

 

 

桑元忠彦専務

謝辞を述べる板垣氏

 

 

 当組合として、今後さらに、個体識別事業と一体となった全牛登録への普及拡大を図り、乳牛改良の基礎集団を構築する努力をしてまいりたい。  現場で活躍されている登録委員の方々の理解をいただき、登録の重要性をさらに普及啓発頂くとともに、北海道酪農の発展のため変わらぬご支援、ご指導を賜りますよう…」と挨拶の後、それぞれの方の功績を順次紹介し表彰状・記念品を授与いたしました。

 受賞者14名を代表し、板垣和久様(稚内農業協同組合)は「一昨年からのインターブルによる国際種雄牛評価では、日本国内牛の能力が高い事が明確に伺え、この事から私達が日々携っている仕事としての乳牛改良が、国際競争にも充分太刀打ち出来るものと感じている次第です。

 

 これも一重に、過去から多くの登録委員を始めとした乳牛改良に携る人達が酪農家とともに、一頭一頭の血統登録と審査検定記録を積み重ね、現在の優秀な乳牛集団が構築されたものと自負しており、今後においては改良の要である登録業務に精進するとともに、登録から得られる様々な情報を活用し、人・牛・自然・酪農界に健やかな光り輝く未来を望むべく酪農家と共に研鑚して参りたいと存じます」と謝辞を述べられました。

 表彰式・祝賀会には、同日開催の地区連担当者会議に出席の方々にもご出席賜り、終始和やかな雰囲気の中に終了いたしました。

 受賞者各位の益々のご健勝とご活躍を祈念申し上げます。

 

 
平成16年度 優良登録委員表彰者
山 田 俊 男
山 中  栄
森 岡 健 次
正 木 孝 義
赤 石 和 夫
大 塚  節
佐 藤 浩 二
野 下 秋 男
川 瀬 稚 史
木 村 政 巳
水 本 由美子
板 垣 和 久
佐々木   優
小 平   修

 

地 区
氏   名
生 年 月 日
所  属  団  体
委嘱年月日
功                  績
石狩
山 田 俊 男
昭12.4.15生
石狩北地区乳牛検定組合
昭42年4月
奉職以来、登録・審査・検定の各業務を担当し、改良指導や円滑な登録推進を実践した成果は高く評価され、酪農家の信頼も厚い。
空知
山 中   栄
昭26.1.22生
南空知農業共済組合
昭50年11月
地域において中心的役割として登録業務を遂行し、酪農振興に尽力した成果は高く評価され、地域の信頼は厚い。
上川
森 岡 健 次
昭39.12.17生
北はるか農業協同組合
平4年12月
登録委員や検定員、さらには酪農ヘルパーとして活躍し、誠実で精力的な事業推進を行い登録振興と生乳生産の拡大に寄与した。
道南
正 木 孝 義
昭28.1.27生
新函館農業協同組合
昭63年6月
常に実践で示し、先見性と情熱溢れる姿勢は誰もが認めるところであり、人望と信頼は厚く地域農業発展の中心的役割を果している。
日高
赤 石 和 夫
昭32.10.24生
門別町農業協同組合
平6年11月
登録審査検定の普及促進と円滑な申込に務め、正確な業務処理と乳牛改良への情熱は酪農家や関係機関から高い評価を得る。
十勝
大 塚   節
昭37.1.27生
十勝池田町農業協同組合
昭61年1月
登録審査検定の普及推進を図り、更には乳質改善など営農指導にも熱心に取り組み、地域の畜産・酪農経営の振興に貢献した。
十勝
佐 藤 浩 二
昭31.9.17生
足寄町開拓農業協同組合
昭57年10月
人工授精師として家畜改良に携わり、登録や後代検定事業の推進に積極的に取組み、地域の畜産・酪農経営の発展に貢献した。
釧路
野 下 秋 男
昭37.10.9生
摩周湖農業協同組合
昭57年6月
水準の高い人工授精技術で組合員の安定経営に努力し、登録・検定などの乳牛改良に精通し、その能力を持って酪農振興に寄与した。
根室
川 瀬 稚 史
昭34.2.15生
西春別農業協同組合
昭55年3月
人工授精・登録・検定の推進に一貫して携わり、乳牛改良を通して若手酪農家の相談者となり、地域の指導者的役割を果たしている。
網走
木 村 政 巳
昭16.1.7生
東藻琴村乳牛検定組合
昭63年4月
登録審査検定に係る全般的な業務を日々真摯に実践し、その成果は高く評価される。また、業務に向かう姿勢に酪農家の信頼も厚い。
網走
水 本 由美子
昭28.1.4生
美幌町乳牛検定組合
平6年2月
登録審査検定に係る事務処理など、常日頃から正確かつ迅速に行い、地域酪農振興に大きく貢献し、酪農家の信頼も厚い。
宗谷
板 垣 和 久
昭30.8.3生
稚内農業協同組合
昭53年12月
家畜人工授精・営農指導など一貫して組合員の経営安定に努力し、地域酪農振興に寄与した。特に人工授精の技術水準は高く評価される。
宗谷
佐々木   優
昭23.1.2生
豊富町農業協同組合
昭51年8月
人工授精の技術水準は高く評価され、登録・営農指導など一貫して組合員の経営安定に尽力し、地域酪農発展に貢献した。
留萌
小 平   修
昭37.4.9生
幌延町農業協同組合
昭57年6月
家畜改良・登録業務を担当し積極的に業務推進を行い、中心的な存在として指導力を発揮しており、酪農家からの人望と信頼も厚い。

『第 4 回乳牛改良・審査のサクセッサー(後継者育成) プログラムに参加して』

登録部 坂田 貴司

 酪農知識の向上と乳牛審査技術習得等を目的とし、次代を担う酪農後継者を対象に1月11日~14日の4日間にわたり、当組合会議室において「乳牛改良・審査のサクセッサープログラム」が開催されました。

 今回は22名が受講生として参加し、集合時は緊張感が見られたものの、受講生の多くから開口一番「おっ、久しぶりー」との言葉が飛び出し、思いがけず以前から面識のある仲間に再会できたことで、和やかな雰囲気となりました。

<1月11日(火)>

 桑元専務より「このプログラムは当組合の酪農後継者育成の一環として開催しており、酪農技術の研修は勿論のことであるが、参加者同士や担当職員との交流も深めてほしい」との開会の挨拶があった後、受講者全員が緊張した面持ちの中で自己紹介をし、4日間にわたる講習会が始まりました。

 最初の講習は、ショウマンとして数々の実績を誇り、また共進会審査員としても活躍されている恵庭市の福屋栄人氏を講師に迎え、「共進会の出品準備と心構え」についてご講義いただきました。

 講義では海外での実習体験や失敗談等を交えつつ、福屋氏ご自身の酪農経験に基づいて、「常に牛本位で考え、個々の状態を把握し、牛の都合(生理)に合わせること」、「ショウでは勝敗のみにこだわらず、酪農家の交流の場としてのマナーを守り、お互いが協調しあうことが重要」など共進会のみにとどまらず、酪農経営全般に関する技術・知識・心構えについてご指導いただきました。

 講義終了後、登録証明業務の見学が行なわれ、登録証明書ができるまでの流れと自動登録について登録部 山下部長より説明がありました。

<1月12日(水)>

 2日目の講義は道立中央農試・田中義春主任専門技術員を講師に迎え、「乳牛の飼養管理技術」について行なわれました。

 酪農を効率的に、面白く経営していくためには、「牛の本質を理解する」ことが重要で、そのためには牛の行動(寝起き・飲食)、生理(栄養・乳生産・繁殖)、環境(換気・暑熱・牛床)、ストレスといった要因がモニタリングの指標となり、これらについて現場の経験や具体的な数値を挙げ、ご指導いただきました。

(1) 牛の行動  ・牛の五感  ・放牧地での採食姿勢と飲水姿勢  ・跛行スコアと蹄管理  ・グループ分け

(2) 牛の生理  ・MUNの変動  ・環境と採食量  ・環境と乳量  ・粗飼料の必要性  ・飲水量と気温の関係  ・分娩間隔を決める3要素

(3) 牛舎環境  ・暑熱の影響  ・体感温度と、トンネル換気  ・牛床と横臥時間の関係  ・飼槽と採食時間の関係

(4) 酪農の方向性  ・自己責任の原則方向  ・酪農科学の追及  ・感覚的センスを磨く

 その後、「交配種雄牛選定のポイント」をテーマに、ジェネティクス北海道改良部 藤田 功主任にご講義いただきました。牛の泌乳能力は酪農の収入を意味し、それは環境と遺伝によって構成されており、特に遺伝は乳牛改良の土台としての重要な役割を持っていることについてご指導いただきました。

(1) 生産寿命を高くする形質(能力・体型・管理性)

(2) 種雄牛の選定方法  ・改良目標の設定  ・血統構造の分析  ・近親交配・遺伝性疾患への配慮

(3) 国産種雄牛のインターブルによる国際評価

<1月13日(木)>

 3日目の講義は「乳牛の主な疾病と予防対策」で、酪農学園大学獣医学部 小岩政照教授を講師に、ショウカウや子牛の疾病とその対応、また、審査標準の解剖学的説明等、実際の症例や経験談を交えご指導いただきました。

 (1)ショウカウの条件  ・強いルーメン  ・強い肝臓  ・強い乳房

 

 第4回乳牛改良・審査のサクセッサープログラム講習会開催日程

 1期(平成17年1月)

月   日
講    習    内    容
1月11日(火)
13:30
開 会(オリエンテーション)
14:00
基調講演「共進会の出品準備と心構え」
  講師;恵庭市 福屋 栄人 氏
16:30
 
1月12日(水)
9:30
「乳牛の飼養管理技術」
  講師;北海道立中央農業試験場
15:00
    主任専門技術員 田中 義春 氏
「交配種雄牛選定のポイント
17:00
  講師;ジェネティクス北海道 藤田 功 氏
1月13日(木)
9:30
「乳牛の主な疾病と予防対策」
  講師;酪農学園大学獣医学部
15:00
      教授 小岩 政照 氏
「ホルスタイン種雌牛審査標準と線形審査法」
17:00
  担当;審査部
1月14日(金)
9:30(出発)
「体型審査技術研修:八紘学園牛舎」
  担当;審査部、企画部
15:00(帰所)
 

第4回乳牛改良・審査のサクセッサープログラム受講者

市町村
氏   名
市町村
氏   名
札幌市
池 端 永 一
標津町
徳 橋 一 寿
石狩市
川 上 雄 太
標津町
郷 野 由 継
江別市
浜 辺 一 貴
標津町
千 葉 祥 一
旭川市
加 藤 智 宏
上湧別町
志 鎌 英 敏
富良野市
奥   祐 樹
北見市
小 野 真 広
黒松内町
居 川 孝 志
訓子府町
相 馬 広 治
八雲町
影 浦   卓
豊富町
栗 城 一 貴
上士幌町
高 木 真奈美
豊富町
平 野 洋 巳
上士幌町
小 椋 淳 一
苫前町
中 嶋 卓 広
鹿追町
浅 野 光 彦
札幌市
川 畑   均
別海町
杉 谷   康
札幌市
坂 田 貴 司

(順不同・敬称略)

八紘学園にて記念撮影

 (2)ショウカウに多い疾病  ・皮膚病  ・アシドーシス  ・蕁麻疹  ・乳房炎  ・蹄病

 (3)乳牛の主な疾病  ・第四胃変位  ・乳熱  ・ケトーシス  ・カビ毒

 (4)子牛の主な疾病  ・初乳不足による疾病  ・先天的奇形(遺伝病)  ・感染症(下痢・肺炎)

 その後、最終日(14日)の体型審査実技研修に向け、「ホルスタイン種雌牛審査標準と線形審査法」について、審査標準と理想の体型、各部位の審査・判定の方法、線形評価法の目的と評価方法等を審査部 小泉主幹より説明がありました。

 

<1月14日(金)>

 第4日目は八紘学園の牛舎をお借りし、「体型審査技術研修」を実施いたしました。最初に2頭の牛(初産と3産)を供試牛として、企画部高橋部長から線形評価・体型審査の手法、各部位の望ましい形質等、審査のポイントについて説明を受けました。

 その後4グループに分かれ、4頭の供試牛(初産3頭、3産1頭)について受講生各自が評価し、担当審査員の審査結果と各自が評価した結果とを照らし合わせながら、講評を受けました。

  最後に記念撮影をし、高橋部長の挨拶により今期のプログラムを終了いたしました。

 今回のサクセッサープログラムに参加し、乳牛改良や飼養管理、体型審査について一層の理解を深めることができました。講師の先生方は、どなたも現場の第一線で活躍されており、最新の情報を具体的な数値や事例を挙げ、細かく丁寧に講義をして下さいました。

 最終日の八紘学園での審査の実技研修では6頭の優秀牛を供試し、体型を審査することの難しさを痛感すると共に、牛それぞれに個性があることの面白さに感動しました。

また、同世代である後継者の受講生たちと交流を持つことができ、自己紹介の際に「今回のプログラムで、一つでも多くのことを学び、家に持ち帰りたい」との言葉も聞こえ、講義への熱心な態度や積極性等、その姿勢からは、後継者であることの誇りとともに、酪農に対する意気込み・情熱がひしひしと伝わってくるようでした。受講生同士も、お互いの意見・情報交換の場として、貴重な体験だったのではないでしょうか。

 今回のプログラムで牛に対する考え方や接し方が変わり、次回の研修では一段と成長した仲間たちに再会できることを願っております。

 第2期の開催は8月8日~11日の4日間、今回の受講生を対象にアメリカ・ウィスコンシン州立大学のテッド・ホーバック教授を講師に迎え、本格的な実技研修を予定しております。

 最後に本プログラム開催にあたりご協力を賜りました関係者の皆様に厚くお礼申し上げます。

共進会認定審査員 新たに1名を認定

 当組合では乳牛の改良上極めて重要な役割を果たす共進会審査の的確な推進を図るため、「共進会審査員認定要領」を定め共進会審査について高度な審査技術を習得している方を認定しております。

 今年度の認定者につきましては当組合が平成2年から開催している「共進会ジャッジ研修会」を5回以上受講し、その成績、審査講評及び共進会審査実績等を総合的に評価の上、委員会、理事会で選考し、大樹町木村博文氏を1月31日付けで認定いたしました。

 昨年までの認定者と合わせて32名の方が認定となりました。

 認定者につきましては、北海道ホルスタイン ナショナル ショウの審査員を始め、全国のショウリングで活躍をいたしており、各地共進会等の主催者におかれましては、この制度の趣旨をご理解いただき認定審査員をご指名下さるようご案内申し上げます。

 今回認定されました方の主な審査歴を次のとおり御紹介いたします。

平成16年度認定者

大樹町   木 村 博 文 氏

 【審査歴】

 ・2004年北海道B&Wショウ

 ・平成6年十勝B&Wショウ

 :道内管内クラスの審査歴

        (担当 企画部)

 

共進会認定審査員       (市町村・アイウエオ順 敬称略)

氏   名
市  町  村
氏   名
市町村・所属
中 川 尚 人
恵庭市
田 中 忠 正
佐呂間町
今 西 善 也
北村
荒 木 敏 彦
GH
堤   俊 明
北村
遠 藤 正 彦
GH
三 好 孝 行
富良野市
七 海 清 志
GH
野 原 幸 治
帯広市
橋 場 正 俊
GH
吉 川 広 司
帯広市
松 浦   栄
GH
串 田 雅 樹
清水町
宮 本 敏 文
GH
鈴 木   進
芽室町
渡 部 信 義
GH
今 村 敏 幸
更別村
山 口 寿 典
十勝AI
菅 野 秀 樹
更別村
高 橋 忠 司
ABS
角 倉 了 一
大樹町
高 橋   茂
LIAJ
角 倉 光 記
広尾町
佐 藤   貢
ホル農協
山 田 光 男
別海町
神 保 孝 之
ホル農協
久 保   剛
中標津町
高 橋 邦 博
ホル農協
弾正原   正
中標津町
藤 澤 義 美
ホル農協
惣 田 和 雄
佐呂間町

(合計31名)

 

 

:審査歴は当組合ホームページで開示中https//www.holstein.or.jp

平成17年度の体型審査日程決まる


 平成17年度の体型審査及び乳用種雄牛の後代検定対象娘牛、その同期牛の体型調査を下表に基づき実施いたします。


平成17年度 牛群審査・体型調査 予定表                   (年4回実施)

地  区
区分
A 日 程
B 日 程
市 町 村 及び 団 体 名
石  狩
 
前期
4/4~4/15
6/20~7/1
全  管  内
後期
10/3~10/14
1/16~1/27
空  知
 
前期
4/4~4/15
6/20~7/1
全  管  内
後期
10/3~10/14
1/16~1/27
上  川
 
前期
5/9~5/20
7/25~8/5
全  管  内
後期
11/14~11/25
2/13~2/24
後志・渡島・檜山
 
前期
4/18~4/29
7/4~7/15
全  管  内
後期
10/17~10/28
1/30~2/10
 胆 振・日 高
 
前期
6/6~6/17
8/29~9/9
全  管  内
後期
11/28~12/9
2/27~3/10
十  勝
前期
4/18~4/29
7/4~7/15
新得・清水・芽室・鹿追
後期
10/17~10/28
1/30~2/10
前期
4/4~4/15
6/20~7/1
上士幌・士幌・本別・豊頃・浦幌・陸別|足寄
後期
10/3~10/14
1/16~1/27
前期
5/9~5/20
7/25~8/5
中札内・更別・大樹・広尾・忠類
後期
11/14~11/25
2/13~2/24
前期
6/6~6/17
8/29~9/9
帯広・川西・大正・音更・木野・高島・池田|幕別・札内
後期

11/28~12/9

2/27~3/10
釧  路
前期
5/9~5/20
7/25~8/5
弟子屈・標茶・浜中・厚岸
後期
11/14~11/25
2/13~2/24
前期
4/18~4/29
7/4~7/15
釧路・阿寒・鶴居・幌呂・白糠・音別
後期
10/17~10/28
1/30~2/10
根  室
前期
5/9~5/20
7/25~8/5
根室・別海・標津
後期
11/14~11/25
2/13~2/24
前期
4/4~4/15
6/20~7/1
西春別・中標津・計根別
後期
10/3~10/14
1/16~1/27
前期
6/6~6/17
8/29~9/9
上春別・中春別・計根別(一部)
後期
11/28~12/9
2/27~3/10
網  走
前期
6/6~6/17
8/29~9/9
網走・佐呂間・常呂・東藻琴・斜里・小清水・清里
後期
11/28~12/9
2/27~3/10
前期
4/4~4/15
6/20~7/1
紋別・上渚滑・雄武・興部・滝上・西興部
後期
10/3~10/14
1/16~1/27
前期
5/9~5/20
7/25~8/5
北見・相内・上常呂・置戸・訓子府・端野|美幌・女満別・津別
後期
11/14~11/25
2/13~2/24
前期
4/18~4/29
7/4~7/15
丸瀬布・遠軽・上湧別・湧別・芭露・生田原|白滝・留辺蘂・温根湯
後期
10/17~10/28
1/30~2/10
宗  谷
 
前期
6/6~6/17
8/29~9/9
全  管  内
後期
11/28~12/9
2/27~3/10
留  萌
 
前期
4/18~4/29
7/4~7/15
全  管  内
後期
10/17~10/28
1/30~2/10

 

         基本申込・初回の受検時期*****2回目以降受検可能時期
                  前年度後期A日程---------今年度前期A日程
                 〃 後期B日程---------今年度前期A・B日程
               今年度前期A日程---------今年度前期B日程・後期A日程
                 〃 前期B日程---------今年度後期A・B日程
                 〃 後期A日程---------今年度後期B日程・次年度前期A日程
                 〃 後期B日程---------次年度前期A・B日程

 

2005年の国内ビッグショウ審査員決定する


2005北海道ホルスタイン ナショナル ショウ審査員
 ケネス・エンピー 氏 カナダ ホルスタイン協会 オンタリオ支部理事


第12回全日本ホルスタイン共進会審査員
 高 橋 邦 博 氏 北海道ホルスタイン農協 企画部長

 このほど、2005北海道ホルスタイン ナショナル ショウ(9月23日~25日)の審査員が決定いたしました。今年は第12回全日本ホルスタイン共進会の予選を兼ねて開催するため、ナショナルショウ審査員選考要領に基づき、海外から招聘することといたしました。
 平成16年7月26日開催の経済企画委員会で北米の候補者を選考し、翌27日開催の理事会で方針が決定しておりました。候補者の所属するホルスタイン協会へ審査員の派遣を依頼いたしましたところ、第1候補である本人から秋のショウシーズンの真最中にも拘わらず「非常に光栄なことであり、喜んでお引き受けいたしたい。」との返答が得られましたので、昨年末開催の理事会で正式にケネス・エンピー氏(カナダ)が審査員に決定いたしました。彼はワールド・デイリー・エキスポやローヤル・ウインターフェアなどのビッグショウの審査を経験する世界的にも著名な共進会審査員で、昨年もワールド・デイリー・エキスポの4Hの審査も担当しており、今年のオールアメリカン選定のノミネート委員(3名)の一人にもなっております。
 また、ナショナルショウ後に開催される第12回全日本ホルスタイン共進会(11月3日~6日:栃木県)の審査員についても先に開催された日本ホルスタイン登録協会理事会で決定いたしました。5年に一度開催される全共は、従来、複数の審査員で審査されてきましたが、今回は現在一般的に行われている単独審査員で実施することが承認されるとともに、過去に大きな共進会審査の経験が豊富な人をということで、当農協の高橋邦博企画部長に決定いたしました。高橋部長は平成14年の第13回北海道総合畜産共進会の乳用牛の部の審査員を務めたのをはじめ、1995年と1999年の北海道ホルスタインナショナルショウのアソシエート・ジャッジも担当するなど経験十分な審査員です。

 

〈2005北海道ホルスタイン ナショナル ショウ審査員〉

ケネス・エンピー(Kenneth Empey)氏


【略歴】
 1955年カナダ・オンタリオ州生まれ。氏は[KMPグローバル・セールス社]を所有、経営しています。この会社は一般牛からショウカウ、優良血統牛までを販売する家畜マーケティング会社です。

 また、運送会社である「エンピー・エンタープライズ社」の共同経営者でもあります。

 

 彼はすべての乳用牛品種において、北米で最も賞賛されている審査員の一人であり、世界の20カ国以上で乳牛共進会の審査員を経験しています。

1992年と2001年にはカナダのローヤル・ウインターフェア、1991年にはアメリカのワールド・デイリー・エキスポ(世界最大の乳牛共進会)でホルスタイン種の審査を担当しました。

日本にも、1992年の北海道B&Wショウの審査のため来日しています。同時に、彼はショウマンとしても有名でエキスポやローヤルで上位牛を引く彼の姿が毎年見られます。
 また、カナダ ホルスタイン協会 オンタリオ支部理事である彼は1988年にクルッセンドルフ賞(アメリカで共進会出品者に与えられる最も名誉ある賞で、毎年エキスポ会場で贈呈される)を受賞しており、カナダ人でワールド・デイリー・エキスポの理事者となった最初の人物でもあります。現在もオンタリオ州の群支部の理事を務めています。

 

 

〈第12回全日本ホルスタイン共進会審査員〉

高 橋 邦 博 氏


【略歴】
昭和46年3月 酪農学園大學 酪農学科卒業
昭和46年4月 北海道ホルスタイン農業協同組合
昭和57年10月 アメリカ ウイスコンシン州パインハースト牧場で酪農実習:北米のショウカウや牧場を訪ね歩き、牛を見る目を養った。
昭和58年10月 JHBS出向
平成3年10月 日本ホルスタイン登録協会 体型審査委員に任命される。

 

平成9年10月 アメリカ ウイスコンシン州で開催された世界審査員会議に出席し、国際協調の勧告に基づき日本の線形審査の評価方法の改革を行った。
平成11年3月 北海道ホルスタイン農業協同組合 「共進会認定審査員」
平成11年5月 企画部長(現職)
 体型審査業務の他、後継者育成(ジュニアホルスタインクラブの育成、サクセッサー・プログラムの開催、ジュニア酪農教室-酪農ふれあい交流会)、北海道ホルスタイン改良協議会の事務局、共進会ジャッジ研修会の開催等の業務を行っている。


【主な審査歴】
平成5・9年 全日高家畜共進会
平成7年 北海道ホルスタイン共進会(アソシエート審査員)
平成9年 岩手県畜産共進会
平成10・13年 釧路ホルスタイン共進会
平成10・13年 根室ホルスタイン共進会
1999 北海道ホルスタイン ナショナル ショウ(アソシエート審査員)
平成12年 第11回全日本ホルスタイン共進会未経産の部副審査委員
平成14年 第13回北海道総合畜産共進会・乳用牛の部

第4回理事会の概要


平成17年1月21日(金)午後14時
京王プラザホテル札幌

【報告事項】
1.前回理事会(11/01)後の主な処理事項
  11/9~15  カナダ・ホルスタイン酪農視察研修 (参加人数40名)
    /19    日本ホルスタイン登録協会理事会
  12/17    経済企画委員会
    /22    総務委員会
   1/6     家畜市場初せり
    /11    宇都宮顕彰会 理事・監事・評議員会 (宇都宮賞決定)
    /11~14 乳牛改良・審査のサクセッサープログラム講習会 (参加人数20名)
    /12    市場・流通業務推進会議
    /14    地区連合会登録担当者会議
    /14    優良登録委員表彰式
2.業務及び収支の状況
  登録業務は、自動登録の拡大を目標に業務の推進を図り、申込(実施)件数は前年対比、血統登録103%、牛群検定97%、牛群審査106%で平均102%とほぼ計画通りに推移している。
  流通業務は、肉用素牛の頭数の増加と高値。家畜市場も肉用牛の頭数の増加と高値により計画を大幅に上回って推移している。
3.日ホ関連事項
 ・第12回全日本ホルスタイン共進会審査員決定。


【協議事項】
1.組合員の加入(1)、脱退(9)
2.平成17年度事業計画骨子(案)
3.平成17年度ゴールデンナショナルセール開催要領(案)
  (申込期限:平成17年5月31日(火))
4.家畜市場施設内早来町有地の取得
  家畜市場施設が設置してある早来町有地(43,459m2)の購入について承認された。
5.共進会認定審査員
6.血統登録証明書・血統能力証明書の様式(案)
7.地区組合員協議会の開催
8.2005北海道ホルスタイン ナショナル ショウの開催
9.第4回全日本ジャージー共進会の北海道選考会
  第12回全日本ホルスタイン共進会と同時に開催することから、2005北海道ホルスタイン ナショナル ショウの開催時に選考会を行う事と成った。
10.全酪連出資金の増資
11.第13回全日本共進会の北海道誘致

ひとこと

 干支も酉(鳥)になり早2ヶ月が過ぎました。十二支の動物の中で、ただ一つの鳥類です。単に鳥というと鶏を思い浮かべる人も多いようですが、鶏は人間と最も馴染みが深い鳥といえます。日本鶏(地鶏)の祖先は南方アジアの赤色野鶏とされ、体型、羽色、鳴き声が赤色野鶏とよく似ているようです。この地鶏をもとに平安時代に遣唐使が中国から持ち帰った小国鶏と、江戸時代のはじめにやはり中国からきた大唐丸(蜀鶏)、タイ(シャム)からきた軍鶏などが加わり、これらの交配によって現在の日本鶏の種類ができたようです。日本鶏は卵や肉をとるほか闘鶏や鳴き声を楽しんだり、姿を鑑賞したりするために飼育され改良が続けられています。
 鶏といえば卵…日本人が1年間に食べる卵の数は、一人当たり311個で、これはイスラエルについで世界第2位の消費量だそうです。鶏肉も低カロリー高たんぱく、ビタミン類まで入っているヘルシー食品で胃腸の弱い人には最適であり、ビタミンAはガン予防にも有効だそうです。鶏は人間と縁が深く、昔は農家の庭先などで飼われていました(私の実家でも私が幼少の頃には、チャボを十数羽飼っていました)が、最近ではその姿を見かけることが少なくなりました。
 現在では企業の養鶏が中心となり、ケージで餌や水を与えて飼っていることが多くなり、時を告げる鶏の声で目を覚ますということは無くなりました。
 酉年にちなんで「幸福と繁栄をトリ込み災いはトリ下げ」景気回復に向かって羽ばたける一年となるよう期待しています。
(T・知正)
 

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