2005-8
第3回登録情報活用の検討会を開催

パソコンによる交配相談のバージョンアップと
種雄牛選定システムの提供

 去る6月24日、道内において登録情報を活用した交配相談などを実施している22地区の登録団体担当者(別掲)が参集し、登録情報活用の検討会を開催した。
 今回で3回目となる検討会では、現在稼動中の近交回避システムと交配相談システムにおける提供情報の内容について、活発な意見交換が行われ、多くの要望が出された。
 北海道のホルスタイン集団における近交係数は、1990年代以降急激な上昇傾向を示し、遅滞傾向に転じる気配が認められない状況にある(図-1)。
 2004年生まれの雌牛においては平均4.9%に達し、2005年生まれにおいては、5%に達する可能性が高い。
 また、近交係数が6.25%以上の雌牛の割合は、道内全体で10%を超えている。このまま近交係数が上昇すると、悪性遺伝子の発現や近交退化現象が誘発され、生乳生産量の低下という深刻な事態を招く危険性がある。



開会挨拶をする桑元専務理事


 このような状況を踏まえ、当組合では、牛群単位で一括処理可能な近交回避システムを開発し、CD-ROMに情報を格納して今年3月、道内の全登録団体に配布した。また、近親交配を回避しつつ、遺伝的能力を高めるため、パソコン情報による交配相談システムも稼働中であり、現在24地区16団体が利用している。
 交配相談システムは、近親交配を回避するだけのシステムではなく、能力・体型の育種価を利用して、もっとも相性の良い種雄牛を推奨するシステムである。
 今年度は、改良形質の追加や遺伝的トレンドのグラフ表示などの追加を行うため、大幅なシステム変更を予定している。一方、地区の推奨種雄牛を選定するための補助情報として、種雄牛選定システム(仮称)を開発し、現在、希望する団体で試験的に利用されているところである。
 このシステムは、種雄牛ごとに近親交配になる雌牛数を表示することが出来るので、地区推奨種雄牛の選定段階で、将来生産される雌牛の近交係数がなるべく上昇しない種雄牛を見つけることが出来ます。
 今回の検討会では、上述したシステムの利便性等について意見交換を行い、有益な意見を収集することができました。
 当組合では、本検討会の意見・要望を活かし、今後のシステム開発・変更に役立てていく予定である。また、検討会では、現場における近交回避、交配相談情報の活用事例も報告された。
 検討会で出された主な意見は、
①地区で供用する種雄牛の取り込み
②本牛の近交係数表示
③牛群における遺伝的能力の数値化およびグラフ化
などであった。

(株)ジャパン ホルスタイン ブリーデング サービス
第34回定時株主総会を開催
 (株)JHBS(北良治代表取締役社長)では、去る6月10日北海道ホルスタイン農協会議室において、全株主(9株主)が出席して本年度の定時株主総会を開催し、決算、予算ならびに取締役の任期満了に伴う選任等が行われ、承認されました。
 開会にあたり北良治社長は、「2月1日現在の北海道畜産統計によると乳用牛の飼養戸数は前年に比べ200戸減少し、飼養頭数も6,200頭減少した…酪農家戸数の減少は深刻な課題、担い手が安心して意欲を持って営農に取組める施策を積極的に推し進めるのが肝要」また、「今後も乳牛改良事業の推進に向けて、ジェネティクス北海道を通じ的確に働きかけていく」と挨拶し議事に入りました。
 平成16年度事業は、1億1050万円の収益に対し、費用は、1億209万円で、当期利益は841万円、株主配当は5%(1株当たり25円)となりました。
 また、平成17年度計画は、1億446万円の収支予算が承認されました。
 なお、本年度は、任期満了による取締役の改選が行われ、南信酪農協の岩岡房俊氏が取締役を退任し、岩手中央酪農協の工藤定幸氏が取締役に就任いたしました。

後 期 体 型 審 査 予 定

  平成17年10月~12月の体型審査の予定は下記の通りです。
所属する登録取扱団体にお申込ください。
 

2005年ブラックアンドホワイトショウ
の通信掲載内容の訂正とお詫びについて
 平成17年7月号に掲載した2005年ブラックアンドホワイトショウの入賞牛に誤りがありましたので訂正すると共につつしんでお詫び申し上げます。
ページ
ク   ラ   ス
名         号
生年月日
リザーブ ジュニア チャンピオン
KDC シャンゼリゼ
(誤)15.12.16
(正)16. 6. 1

※インタ-ネットによる「ホルスタイン通信」は、訂正済みです。

ひとこと

 今年も例年通り日差しの厳しい季節になりました。本州では局所的な大雨が発生しているようで、各地で洪水などのニュースを耳にします。そんな中、確実に日差しは強くなり、扇風機を回している時間も長くなっています。
 自分の部屋はマンションの4階にあり、窓が西側に1つしかなく、帰宅すると迎えてくれるのは午後に温められた“モワッ”とした空気のみ。この蒸々とした空気を断ち切るために自分はたまに銭湯や温泉に行きます。
 学生のころはアパートが共同のコイン風呂だったので、“どうせお金を使うなら”という事で近所の銭湯へよく行っていました。そのころのクセが抜けきらないのか家ではめったに風呂に湯を張ることがなく(注:風呂に入っていないわけではありません)、今は車で1時間くらいの温泉にちょくちょく行っています。
 今時期になると家族連れが多くなり、駐車場が満車になることもしばしばあります。あまり人が多いとゆっくりできないように思われますが、いくら人が多くても大きな湯船に浸かると気持ちがいいものです。
 自分は、以前時間があるときによく車で道内を巡っていました。今その事を思い出してみると、わざわざ温泉地に遊びに行っているのにもかかわらず、公衆浴場を探してそちらに浸かっていることの方が多いような気がします。
 函館に行ったときは函館山の山麓にある温泉を利用した公衆浴場に入ってきました。登別では、某有名ホテルのビルの地下にある登別温泉(株)が経営する温泉銭湯に入ってみました。どちらも公衆浴場なので入浴料は3百円チョット。かなりお得な気分にさせてくれます。その上お湯自体は温泉を使っているため、とても気持ちがいいのです。
 さらにこうした公衆浴場には地元の方がよく利用しており、親しみやすいような気がします。また、札幌市内には意外と銭湯が多く存在しており、自分の近所だけでも25件ほどあるそうです。
 みなさんも機会がありましたら近所の公衆浴場や銭湯を利用してみてはいかがでしょうか。
 まだまだ暑い日が続くと思いますので銭湯巡りでもしてみようかな?と思う今日このごろです。
(K.均)

 
 

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