2006-3

平成17年度地区組合員協議会
2/6(月)~2/17(金)10地区で開催
平成18年度事業計画・北海道 ホルスタイン ナショナル ショウの在り方、などを協議
 本年度組合員協議会は、2月6日(月)の石狩地区を皮切りに10地区204名の参加を得て開催し、多くの貴重な意見をいただき終了いたしました。
 組合では賜った意見を業務に反映させ、適正な事業運営に努めて参りますので皆様の尚一層のご協力をお願い致します。
 最初に開催された、石狩地区は、札幌市の全日空ホテルにおいて組合員23名の出席を得て行い、北組合長、桑元専務、岩本理事(後志道南地区)、小出理事(十勝地区)、地元の水本理事(総務委員長)、河野理事、斎藤参事ほか担当部長が出席して説明協議いたしましたのでその概要をお知らせいたします。

開会挨拶

 北組合長は、日頃のご協力に謝意を述べるとともに、次のとおり挨拶を行った。

1.昨年は、春先まで天候不順であったものの、その後の天候に恵まれ、秋には農畜産物全般で作柄も概ね良好でありました。
 酪農界においては、生乳生産の回復基調にある中で、牛乳消費は相変わらず低迷し、脱脂粉乳やバターの過剰在庫があり、一時的に再度輸入禁止措置が採られているものの、昨年末のアメリカ産牛肉の輸入が再開され、さらにはWTO農業交渉の先行き不透明な状況など、厳しい生産環境にあることには変わりはありません。

2.北海道内では、生乳生産者は次期対策として目標数量選択制により今後3年間の経営選択が問われる訳でありますが、新規就農・後継者対策も含めて酪農経営の意欲を減退させることなく、できるだけ早急に需給改善される施策を講じることが肝要です。

3.昨年11月に栃木県で開催された第12回全共において、北海道からホルスタイン42頭・ジャージー6頭が出品され、さらに今回初めての試みとして後代検定娘牛の出品展示も実施されました。日本の後代検定事業における遺伝子の優秀さを諸外国へ示すことができたことは、非常に有意義な内容であったものと確信しております。生産者はもちろんのこと関係された皆様のご協力に対して深く感謝申し上げる次第です。
 そのような中で、北海道の出品牛が15年ぶりに最高位に輝き、その他にも非常にすばらしい成績を納めたことは、次回北海道大会開催の弾みになったものと考えております。改めまして、北海道出品者の方々をはじめ関係された皆様に対しまして、敬意を表するものであります。

4.このような状況にあって、組合の12月末までの事業並びに収支状況は、登録事業並びに市場流通事業ともに計画あるいは、それ以上に推移しているところであります。
 登録事業につきましては、個体識別事業による牛群一括の自動登録の拡大を図るため、酪農家そして関係機関団体の理解を得ながら促進してまいりました。この場を借りて、感謝申し上げる次第であります。
 18年度に向けて、更なる改良集団の拡大を図って参りたい。ご支援賜りますようお願い申し上げます。

5.市場流通事業、特に、ナショナルショウに併催のゴールデンナショナルセールの開催につきましては、組合員のご協力により、世界的に注目される血統等をもった牛が出品され、最高価格は8年ぶりに300万円を超え、平均価格でも8年ぶりに120万円を超える成績となり、組合員はもとより、管理をお願いしました十勝畜産貿易のご尽力に感謝申し上げる次第です。

6.本会議の協議事項としては、「平成18年度事業計画骨子」と「ナショナルショウの在り方について」の2点であります。ショウにつきましては、今年は4年に1度の北海道総合畜産共進会の開催の年でありますが、乳用牛と肉用牛・馬は分離して開催することとなり、ホルスタインは早来町、4月から安平町となりますが、北海道ホルスタイン共進会場で行う予定です。

 また、そのショウの在り方については、2010年(平成22年)の第13回全共の北海道大会開催に向けた内容も考慮しながら、ご提案申し上げます。


7.
酪農を取り巻く厳しい環境の中、役職員一体となって、基幹事業の推進に努力しております。今後も、経費の削減に努力するとともに事業の効率化に務め、健全経営に取組んでまいる所存です。

協議会の次第
 議長には河野崇治理事(江別市)が就任し、事務局から本年度事業の実施状況・収支報告(12月末)を行うとともに、引続き次ぎの協議事項が提案され、説明の後、質疑が行われました。


【協議事項】

1.平成18年度事業計画骨子(案)
2.道ナショナルショウの在り方について
 ・第14回道総合共進会「乳用牛部門」開催(案)

【報告事項】
 ・次期役員改選に伴う地区役員選任推薦委員について

 第14回北海道総合共進会の出品牛の資格は、第13回全共を考慮に入れ、生年月日を第1日とし、平成18年9月30日をもって算出すること。
 第7部に後代検定娘牛2歳クラス(36ヵ月未満初産)を新設し、現行の後代検定展示・パレードは廃止すること。
 第1部および第2部にはジュニアショウを併設し、ジュニアショウ出品者は小学校高学年以上高校生以下でその出品牛は出品農家の所有牛に限ること。
 なお、高校生以下のリードマンが、出品牛をリードした場合は(第1部および第2部は出品農家の所有牛以外の牛をリードした場合)、記念品を贈呈すること。
 ナショナルショウの併設行事であるゴールデンナショナルセールについても実施することなど、開催(案)を説明しました。

【質疑応答】
 第7部に新設した後代検定娘牛2歳クラスおよびジュニアショウ等の多くの意見・要望が出され、組合長をはじめ参事、各担当から回答するなど協議いたしました。
 なお、その質疑概要等につきましては、5月号に掲載する予定としております。



  
第10回理事会の概要

平成18年1月27日(金)午後2時
京王プラザホテル札幌

【報告事項】
1.前回理事会(10/21)後の主な処理事項
  11/ 3~ 6 第12回全日本ホルスタイン共進会
           第4回全日本ジャージー共進会
             (栃木県壬生町)
             ホルスタイン種 出場頭数:303頭
               審 査 員:高橋邦博 (当農協企画部長)
    /10~11 組合員女性研修会  (22名:ニセコ町高橋牧場)
  12/5    総務委員会
    /16    経済企画委員会
   1/10    市場初セリ
    /19    地区連合会登録担当者会議
           優良登録委員表彰式
    /20    市場流通業務推進協議会
    /25    第13回全日本共進会に係る第1回企画委員会

2.業務及び収支の状況
 血統登録は、登録頭数138,202頭、前年対比109.3%で、その76%は従来より進めてきた自動登録によるものです。検定、審査を含めた登録全体では、受付・証明件数219,182頭、前年対比106.4%と順調に推移しています。
 また、市場流通業務は、頭数が減少していますが、相場が堅調に推移していることから、今後の相場と頭数の増加に期待しているところです。

3.総務委員会・経済企画委員会の報告

4.第13回全共に係る第1回全共企画委員会報告

【協議事項】
1.組合員の加入(5名)、譲渡加入(3名)、脱退(2名)
  加入脱退後の組合員数1,093名

2.平成18年度事業計画骨子(案)について

3.組合員の海外研修及び女性研修(案)について

4.高年齢者雇用安定法改正に伴う継続雇用制度の導入について
  ・導入に伴う就業規則等の改正(案)について
  ・役員慶弔見舞取扱要領の改正(案)について

5.2006ゴールデンナショナルセール開催要領(案)について

6.乳牛改良奨励要項の改正(案)について

7.北海道ホルスタインナショナルショウの在り方について
  ・第14回北海道総合共進会開催について

8.次期役員の地域別定数について

9.地区組合員協議会開催日程及び次第(案)について

10.2006年共進会ジャッジ研修会の開催要領(案)について



前期体型審査予定
 体型審査の予定は次のとおりです。
 も寄りの登録取扱団体にお申込み下さい。
日程 4月3日~4月14日
日程 4月17日~4月28日
日程 5月8日~5月19日
□石狩地区・空知地区
  全管内
□十勝地区
  上士幌・士幌・本別・豊頃・浦幌・陸別・足寄
□根室地区
  西春別・中標津・計根別
□網走地区
  紋別・上渚滑・雄武・興部・滝上・西興部
□上川地区
  全管内
□後志・渡島・檜山地区
  全管内
□十勝地区
  新得・清水・芽室・鹿追
□釧路地区
  釧路・阿寒・鶴居・幌呂・白糠・音別
□網走地区
  丸瀬布・遠軽・上湧別・湧別・芭露・生田原・白滝・留辺蘂・温根湯
□十勝地区
  中札内・更別・大樹・広尾・忠類
□釧路地区
  弟子屈・標茶・浜中・厚岸
□根室地区
  根室・別海・標津
□網走地区
  北見・相内・上常呂・置戸・訓子府・端野・美幌・女満別・津別
□留萌地区
  全管内


第31回優良登録委員表彰式を開催

登録事業に貢献された12名を表彰
開会に当たり感謝を述べる 北良治組合長
祝辞を述べる 道庁農政部 田辺利信主幹
祝辞を述べる 北酪検 宮川浩輝専務理事
謝辞を述べる とまこまい広域農協 田村博様

 去る1月19日(木)札幌市・ホテル札幌会館において、第31回優良登録委員表彰式を開催いたしました。
 永年にわたり登録事業の普及推進に尽力し、地域酪農の発展に多大な貢献をされました登録委員の方々を、当農協が制定している「優良登録委員表彰要項」に基づき、日本ホルスタイン登録協会北海道支局と共催で表彰しております。
 
 当日は、ご多用にも拘わらず北海道農政部食の安全推進室畜産振興課 田辺利信主幹・河原泰平主任をはじめ北海道酪農検定検査協会 宮川浩輝専務理事のご臨席を賜りご祝辞並びに激励をいただきました。
 
 表彰に当り北良治組合長は受賞者の永年のご労苦に対し感謝を述べるとともに「登録事業・後代検定事業・牛群検定事業・審査事業は改良の4本柱であると確信しており、種雄牛の国際間比較の中で、国内の遺伝評価値の制度を高めるためにも、その基盤である牛群検定農家の加入拡大と娘牛保留強化、さらには検定牛の全牛登録を図ることが不可欠と考えております。また、遺伝評価値を利用する側も特定種雄牛利用に集中する傾向にある中で、近親交配による能力や繁殖性の減退を回避するための情報として登録の必要性が年々高まってきております。
 当組合として、今後さらに、個体識別事業と一体となった全牛登録への普及拡大を図り、乳牛改良の基礎集団を構築、維持するように努めてまいりたいと考えております。現場でご活躍頂いている登録委員の皆様に、これら登録の重要性を普及啓発頂くとともに、北海道酪農の発展のために変わらぬご支援・ご指導を賜りますよう…」と挨拶の後、それぞれの方の功績を順次紹介し表彰状並びに記念品を授与いたしました。
 受賞者12名を代表し、とまこまい広域農業協同組合 田村博様より「昨今の我国の酪農情勢はWTOの農業交渉の行方が不透明なことや、アメリカ・カナダのBSE発生による牛肉の輸入禁止が2年ぶりに解禁され、その影響が、酪農・畜産界をはじめ流通や食品業界、引いては消費者レベルまでに及ぼうとしております。
 一方、平成17年の生乳生産は天候に恵まれ良質の粗飼料が収穫できたことや経営規模の拡大などで順調な伸びを示しましたが、飲用乳の消費が低迷し、バター及び脱脂粉乳の在庫が過剰となり、18年度の生産計画は13年ぶりとなる生産調整を余儀なくされる状況にあります。
 このような厳しい状況の中、コストを低減し酪農経営を安定的に発展させ、国際化に対応するためには、登録を基礎とした審査・検定記録を活用した科学的手法による乳牛改良が、より一層重要になると考えます。本日の受賞の栄誉を胸に改良の要である登録業務に精進するとともに、登録から得られる様々な情報を活用し、酪農の輝く未来のために酪農家と共に研鑚してまいりたい。」と謝辞を述べられました。
 表彰式・祝賀会には、同日開催の地区連合会登録事務担当者会議に出席の方々にもご出席賜り、終始和やかな雰囲気の中に終了いたしました。受賞者各位の益々のご健勝とご活躍を祈念申し上げます。



平成17年度 優良登録委員表彰者


(敬称略)
(株)札幌総合動物病院
北ひびき農業協同組合
後志農業共済組合
とまこまい広域  
    農業協同組合
大樹町農業協同組合
札内農業協同組合
土 佐 悦 朗
大 熊 千佳子
木 村 周 一
 田 村   博
高 野 義 雄
久 保 正 樹
釧路地区農業共済組合
中標津町農業協同組合
北見地区農業共済組合
オホーツク中央 
 農業共済組合
沼川農業協同組合
中頓別町農業協同組合
田 中 康 範
新 井 正 春
吉 田  正則
村 井 清 美
佐 藤 孝 二
佐 藤 文 一

地区

氏   名    委嘱年月
所 属 団 体
功                         績 
石狩
土 佐 悦 朗  昭和51年4月
株式会社 札幌総合動物病院  
豊富な経験を基に登録業務・後代検定事業・受精卵移植を通して乳牛改良に尽力し、酪農家の信頼も厚く、その功績は高く評価される。
上川
大 熊 千佳子  平成11年5月
北ひびき農業協同組合
畜産担当として登録業務を積極的に推進し、正確かつ迅速な事務処理は農家の信頼も厚く、他の模範である。
後志
木 村 周 一  昭和43年4月
後志農業共済組合  
登録業務の普及推進と円滑な申込みに努め、正確な業務処理と乳牛改良への情熱は酪農家や関係機関から高い評価を受ける。
胆振
田 村   博  昭和55年4月
とまこまい広域農業協同組合
常に正確かつ迅速な登録業務は他の登録委員の模範であり、地域の酪農振興に果たした役割は大きく、酪農家の信望も厚い。
十勝
高 野 義 雄  昭和51年4月
大樹町農業協同組合
登録・審査・検定業務の推進や受精卵移植をいち早く取入れる等、乳牛改良を通じて地域の酪農経営の発展に大きく貢献している。
久 保 正 樹  平成6年1月
札内農業協同組合
授精師として乳牛改良に携わり、登録や牛群検定事業・後代検定事業に積極的に取組み地域の酪農発展に大きく貢献している。
釧路
田 中 康 範  昭和43年7月
釧路地区農業共済組合
授精師の豊富な経験を基に登録・後代検定事業の普及推進に尽力し、データを活用した交配指導を取入れる等、その功績は大きい。
根室
新 井 正 春  昭和54年9月
中標津町農業協同組合
登録の普及推進と酪農経営の安定を図る為、後継者の相談者となると共に後輩授精師の指導等、その勤務姿勢は他の模範である。
網走
吉 田 正 則  昭和50年5月
北見地区農業共済組合
卓越した識見のもと授精師として、地域酪農振興に大きく貢献している。又、正確かつ迅速な登録業務は他の模範である。
村 井 清 美  昭和48年9月
オホーツク中央農業共済組合
授精師として豊富な経験を基に乳牛改良の根幹である登録・審査・検定業務の普及推進に尽力した功績は高く評価される。
宗谷
佐 藤 孝 二  昭和54年9月
沼川農業協同組合
授精や営農指導を通して経営安定に努力し、地区の酪農振興に寄与した。又、登録・審査・検定・共進会の業務に精通し農家の信頼も厚い。
佐 藤 文 一  昭和56年5月
中頓別町農業協同組合
登録や授精・乳質改善業務等を通して地域酪農の発展に大きく貢献した。又、後継者の良き相談者となり酪農家の信頼も厚い。


ひとこと

 仕事柄、1年中道内の市町村を訪問し、時には本州を旅行しますが、最近、特に感じるのは町並みの「没個性化」であります。
 北海道から沖縄まで見慣れた看板や建物がいたるところで見受けられます。
 大型スーパーマーケットの○○コンビニエンスストアーの○○、紳士服の○○、ファミリーレストランの○○、回転寿司の○○、○○ホテル、薬の○○、靴の○○、パチンコの○○等々、数えたらきりがないほどであります。
 このまま日本は郊外に大きな駐車場を備えた大手資本や全国展開の事業者によりチェーン店化されてしまうのでしょうか?個人商店が店をたたみ、郊外の大型スーパーマーケットのテナントとして入店したり、駅前の老舗のデパートが閉鎖に追い込まれるなど町の中心部がだんだん寂れていき、閉店した商店が並んでいる通りをシャッター通りと揶揄している処もあると聞いております。
 日本国中が規格化され、同じものを食べ、同じ服を着て、同じ靴を履き、規格にはまった生活を送ることになっていくのでしょか?かく言う私も何の違和感もなくこの生活に染まってきております。
 休日の朝に大型スーパーマーケットに行き、帰りにコンビニエンスストアーでスポーツ新聞を買い、たまには、外食をし、薬屋で健康食品を買う等、年々、行動パターンが型にはまってきております。
 そんな中、日本各地で古い町並みや景観を保存する取り組みが活発になってきております。又、ラーメン店が軒を並べて味を競い合ったり、那覇の国際通りのようにさまざまな商店が軒を並べて老若男女が楽しく買い物が出来る等、大勢の人が集まるにはそれなりのアイデアと努力が有ってのことと思います。
 農業の分野でも有機栽培であったり、無農薬栽培であったり、生産履歴を情報開示し、生産者の顔写真や名前が張ってあったり等、生産物の商品価値を高めようとする取り組みが目立ってきております。
 自身の仕事にも常にアイデアと努力を忘れずに取り組みたいものであります。
(T・邦博)
 

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