2007-5

平成18年度地区組合員協議会での主な意見・要望



 平成18年度地区組合員協議会(概要を3月号に掲載)が終了し多くの貴重なご意見、ご要望等をいただきました。
 すぐに対応できるもの、今後時間をかけて検討協議を重ねなければならないものなどがありますが、今後とも組合員の皆様の要望に沿った業務の推進、組合の健全経営、乳牛改良に積極的に取組んでまいります。
 今回出された主な意見・要望については下記の通りでしたのでご報告いたします。
《組合・総務関連》
1.若い人の中には、ホル農協に入って、何のメリットがあるのか…という意見が出ています。我々の時代はホル農協組合員になったというプライドがあったが、今の若い人にはそれはなくなっています。ホル農協の組合員だから…という意識や誇りが持てるような組織運営に心がけてもらいたい。登録による販売価格差はあるが、一般に搾乳をする上では登録書はほとんど必要ないのが現状で、特に個体識別が完全になされ登録の重要度が下がっているという人もいます。今後の登録を考えた場合の登録協会はどうなっていくのか心配であり、その意味で、ホル農協の今後のあり方を危惧しているところです。(根室)
ANS:改良は多くの人は自分がしなくても誰かがしてくれるというような風潮になっておりますが、改良も登録をしている人がいるからできる訳です。ホル農協は組合員と一体になって、頑張って改良を進める事が使命だと思います。「誰かが日本の種雄牛は作ってくれる。登録しても、しなくても牛の価格は一緒で、検定している人は余計な金を払っている」と思うような人が増えれば増えるほど、日本の改良は遅れていくことになります。そうならないようホル農協は頑張るし、皆さんも頑張ってほしいと思います。それがホル農協のあり方だと思います。

2.ホルスタイン通信で能力検定優秀牛の掲載牛が多すぎるのではないか。(釧路)
ANS:成績証明牛の上位10%を掲載していますが、それは7,000頭くらいに相当します。基準は偏差値によっていますが、せめて10%くらいは掲載したい。それが皆さんへのアピールになっています。

3.組合員女性研修について、牧場見学では各牧場における工夫などを聞き、大変勉強になりました。今年も是非、牧場見学を希望します。懇親会でも参加者との話の中で勉強になる事が多く、楽しみにしています。(十勝)

《登録・検定関連》
1.国は個体識別により日本の牛を一括管理しようという事だと思いますが、是非、登録制度と個体識別が一致するようなものにしてもらいたい。個体識別ですべての牛のデータが管理されている訳ですから、まだこだわっている登録について改革をしてもらいたい。
 大規模酪農家は、ほとんどがF1の生産をしており、検定も登録もいらないようなところも増え、時代は変化しています。体型審査についても、特殊な牛を審査している時代ではない。全頭無料で行うことによって、後代検定のデータとなっていきます。今のような少ない後代検定娘牛の数で出された種雄牛成績をもとにどれだけその精液が利用されているかを見ると、北海道だけでも全牛登録、検定、審査が是非必要だと思う。(十勝)

ANS:基本的には全牛の登録、検定、審査には賛成です。しかし、問題はコストです。それをどこから捻出するかです。国の三位一体改革に伴い、改良については、都道府県に移すことになっております。乳検もそうなって来ており、さらに受益者負担の考えが強くなって来ています。ただ、北海道では乳牛が道の経済をささえている一つの大きな柱ですから、道からはかなりの予算をつけてもらわなければならないし、そうなるものと思います。改良についてはホル協がデータをもっていますので、道と一体となってやっていかなければならないし、受益者の負担についても、皆さんの納得のいくようにしなければならないと思います。

2.最近の耳標は以前のものより、脱落しやすい。また、耳が裂けてしまったりしますので、改善してもらいたい。(根室)
ANS:耳標については脱落、表示方法、色、サイズ、そして番号の配分など様々な要望がありますので、それらについて該当会議で要望していきたいと思います。今のところ、国の予算の関係もあり、すぐには改善や要望を聞くことは難しいようですが、国の打ち出している耳標の有料化となった場合にはもっとしっかりとした個々の対応ができるのではないかと思います。

3.登録が耳標になってから、牛の識別が難しく困っている。料金が高くなってもかまわないので、片面だけでも斑紋をつけてもらいたい。(北見)
ANS:以前からそのような要望があり、内部協議しておりますが、本局との絡みもありもう少し時間が必要です。

4.個体識別番号10桁のうち上位5桁を同じ番号で配番されないため、日常の取り扱いやデータ報告で非常に苦労している。個人情報の絡みがあると言う説明もあったが、結局は個々の牛を特定するために耳標を付けているのだから矛盾しているのではないか。報告での誤りやトラブルが相当発生しているのでそれを少なくするよう、同一農家の上位5桁の番号を同一にすべきだ。様々なところに要望しているがなかなか良い回答が得られず、ホル農協からそのことを取り次いでもらえないだろうか。(北見)
ANS:個体識別の上位5桁番号を固定しないのはその農家を確定できないようにするためです。個体識別センターの公表用の個体識別番号によるデータ検索では表示の承諾をしている人は個人名が出ますが、承諾していない人のデータは都道府県名でしか表示されないように個人情報を保護しています。また、現在個体識別されている牛を飼う農家は12万5千戸あり、それを5桁(99,999戸まで)で区別することはできません。

5.登録書がA4版で大きくなって見やすく、良くなったと思います。(宗谷)

《審査・企画関連》
1.体型審査標準の改正については、私達が望んでいる方向に変わるのではないかと期待していますが、それらが線形やNTPなどで種雄牛評価にすみやかに反映されていかなければならないと思う。(十勝)
・審査標準の改正で、体積の改良はまだ十分ではないのに配点が10点から6点に改定される。乳用特質に関しても強さを求めるといいながら20点から15点になると今まで求めていたものがマイナスになるような配点となっている。乳房と肢蹄だけが良く、胸がなく肋張りのない牛がどうやって餌をいっぱい食べられるのかと言う疑問を持つ。共進会の出品牛では年々体高は高くなっているが、胸囲はほとんど増えていない現状で、現実には北米と比べて劣っているのは前肋の開張と胸の幅だと思う。その配点を減らすというのはこれからの改良に支障をきたすように思う。(北見)
・新・旧審査標準による得点差のデータがあれば教えてほしい。(北見)

ANS:インターブルでの評価が始まって、かなりになりますが、それには各国の相関が高くなければなりません。線形評価で一部、世界標準と異なっている部分があります。尻の幅について日本ではカン幅としていますが、世界的には坐骨幅で評価しています。日本では現在、両方のデータをとっていますので、近いうちに統一できると思います。配点については、各国の改良目標や改良速度に差があり、統一するのはむずかしい事ではありますが、その中にあって、尻や肢蹄を重視した改良を目標にしていくところです。日本の場合は世界でも最も高能力ということですから、それを支えていく長命性、生涯生産性の向上にむけ能力と体型の調和を目指していくということですすめたい。
 この改正は体型審査員だけで議論されたものではなく、遺伝の専門家も含めたデータ分析に基づいて、現状の日本の乳牛を分析し検討してきたものです。この改正はNTPにも影響しますが、各部位と長命性等の相関によって、それらの部位の配点を変えています。乳用牛の特質を20点から15点にしたからといってマイナスになるのではありません。体積についても同様で、それよりも肢蹄や尻の改良速度を速めようということです。配点を減らした部位の改良をしないというのではありません。今回の改正は長命性を改良する部位に重点を置いたものです。
 新・旧標準による得点差については250頭ほどのデータを取ったところ多少の変化はありましたが、全ての牛について新旧でデータを取ることは物理的に無理です。

2.共進会の公認審査委員の中で、外野から審査についての批判をしている人がおり、マナー違反である。しっかり指導してもらいたい。(根室)
ANS:共進会の審査員を認定する上で、ショウに対する取り組み方、資質の面などでも他の模範となるような人を認定しておりますが、もし、そのような言動があるのであれば、ジャッジ研修会において指導していきたいと思います。

3.本州の体型得点が北海道より高いように思うが、体型審査委員間の目合せがしっかりできているのか聞きたい。(十勝)
ANS:目合せは年2回、本州と北海道で一回ずつ、全審査員が集まってやっております。得点の高い低いは個々の牛を前にしないと実際にはむずかしい問題です。3回以上の目合せとなると、時間や場所などからかなりむずかしくなります。

《全共・ナショナルショウ関連》
1.後代検定の部には賛成しますが、ファーストクロップに限定すべきだと思います。セカンドクロップを含めると特定の種雄牛の娘牛に片寄りすぎるのではないか。(十勝・石狩・北見)
・後代検定の部を設ける事は良いと思うが、種雄牛をつくる段階から考えないと、基本的に変わらないと思う。ショウのクラスだけ設けても、何年やってもそれだけでは変わらないと思う。そのような論議をしてもらいたい。(十勝)
・共進会で後代検定をアピールするのであればNTPはもっと体型を重視した指数に直していくべきだと思うし、そうすればわざわざクラスを設けなくとも出品されるようになるのではないか。海外ではもっと体型にウエイトを置いている。(十勝)
・共進会の目的は人によってそれぞれ異なっており、共進会に勝つ事が改良と思う人もいれば、牛群を長持ちさせるための改良をやっている人もいる。一乳期の乳量を求めている人もいる。しかし、今のNTPはそれらすべてに対応できるものでもない。ホル農協はNTPを使うとどう改良される。共進会で改良をやるとどうなる。体型審査をやるとどうなるというような情報を発信していくべきだと思う。改良と共進会は一緒と思う人と、そうでない人がいるのでその辺の情報をうまくホル農協は発信していくべきである。(十勝)
・共進会については、国によってやり方は異なります。ヨーロッパでは自国の種雄牛の娘牛以外は出品できない国も多くあります。一方でインターナショナルなショウとして各国が一同に会してやるショウも2年に1回あります。NTPを使っていくと体型の良い牛ができないという指摘もありますが、NTPには乳器と肢蹄の評価がしっかりと組み込まれており、日本の改良の要となるものです。アメリカ・カナダは日本以上の体型にウエイトを置いた指数を作っているが、それは個体販売の市場性を高めることを国策としているからです。
 TPIやLPIは遺伝子を売る為の道具です。それが日本では良い改良だと思っているのは、北米の酪農家とは異なった考え方となっています。そうでなければ北米の上位種雄牛がこれほど多く日本で使えるはずがありません。
 また、関係団体の協力や経費助成を得て共進会をやっている訳で、それらの団体の意向も聞いていかなければならないし、そうして後代検定のクラスは設置しています。日本の後代検定の成果をしっかりアピールしていくためイベントとして、後代検定のクラスをやっていくことは、重要と考えますし、ホル協はこのクラスを設ける主旨をしっかり説明してもらいたい。(十勝)
・全共の後代検定クラスについては、2才、3才の2クラスを希望します。(十勝)

ANS:国は後代検定で国産種雄牛を残し改良しようとしていますが、現実には大量の輸入精液が入っており、共進会では国産種雄牛の娘牛は少ししか出品されていません。このような国の施策に沿わない共進会に対して、国が助成していくことができるのかと言う考え方があります。日ホのやる共進会には少なくともそれに協力している姿勢を見せて行かなければ大臣賞や助成がもらえないのではないかということです。そのようなことから北海道としては全共までにそれらを根付かせて全共を迎えようということで昨年から「後代検定娘牛のクラス」を新設しました。それによって今まで興味のなかった酪農家が参加したり、見学したりするようなことも期待できます。
 改良の方向としては、総合的にどんな牛に改良していくのか、経営にプラスになるようどんな牛を作っていくのか、という事だと思いますが、今までどおり能力をまず高めなければなりません。併せて言えば、体型的に乳器や肢蹄が長命・連産に大きくかかわっています。それらを考慮していくことによって、酪農家にメリットが出てくると思います。ただ共進会だけをやっている訳ではありません。共進会を通してどう酪農に貢献するかですし、1頭の種雄牛の娘牛ばかりになるのも歴史ですし、さらに良いものが出て来るかもしれません。共進会を通じて、日本の後代検定の成果を称えあう事も大きな役割の一つではないでしょうか。色々と示唆に富んだ指摘をいただきましたが、これらを参考にステップアップして行きたい。

2.これまでの全共では、他県産の乳牛の出品、外国人による審査などの制限、牛の大きさの問題などがあるが、せっかく北海道で開催するのだから、何とかそれらを変えられないか。ETによって生まれた牛は良いが生体で買ってきたのはダメというのはやはりおかしいと思う。日本で生まれた牛であれば良いのではないかと思う。北海道全共では是非今までと違うものをやってもらいたい。(根室・空知)
ANS:日ホの企画委員会に提案し、協議されましたが、買ってきてそれをすぐ出品するというのでは、補助金を出す県には理解されないということでした。日ホの理事会等で何度も発言してきましたが、あまり北海道の案ばかり押しつけるということもできませんし、なかなかうまくいかないのが現状です。今回、変更できた点は、同一クラスへの一戸2頭の出品制限の解除です。今後も皆さんのご協力を得ながら、要望に応えるよう努力していきたい。
 審査員については日本人だけと決められているわけではありません。今後については様々な面から考えていきたい。以前にも外国人とはいいませんでしたが日ホ職員以外と提案したことがあります。

3.ヤング・ブリーダーカップの出品に関して、従来は管内の予選会が学校の夏休みに行われていたが、昨年から夏休みが終わってからの予選会になり、地区によっては、子供に学校を休ませなければなりません。予選から子供がリードしないとダメなのか。もっと多くの子供が出られるように、予選のやり方を別の方法にしてもらいたい。(釧路)
ANS:予選からのリードを条件にしているのは、ナショナルショウで初めてリードという事ではうまくリードできないし、他の人の迷惑にもなっている場合があるからです。もし管内でどうしてもリードできないというのであれば、状況にもよりますが、町村の共進会で皆の前でリードし、皆が認めるのであれば、それも認めようとは思います。
 また、全共開催に伴う施設の拡充により、全共後に繋留場の増加が見込めるのではないかと考えています。その中で、将来的なジュニアの育成については、ジュニア枠として別枠とするか、あるいはジュニアのためのショウとして開催できるのではないかという考え方も出てきています。

4.出品者のマナーに関して、特に待機場での牛体用スプレーの過剰な噴霧が多く、回りの人にかまわず行っている場合がある。他人の迷惑となっているので、待機場では禁止してもらいたい。(根室)
ANS:その通りだと思います。出品マナーに対する関心をもっと持ってもらいたいと思っております。人の迷惑に我関せずの人が多くなっています。また、自分の牛をよく見てもらおうと手入れしているにもかかわらず、タバコをくわえながら準備しているというのもよく見かける光景です。もっと節度をもってやってもらいたいし、注意していきたい。

5.共進会の経産牛と未経産牛の出品割合をもっと経産牛中心としてはどうだろうか。精液を使う場合は経産牛の乳房や肢蹄を見て使うのが普通で、未経産牛だけ見て使うと乳房をつけて失敗ということになりかねない。(北見)
・これまで経産牛の比率を上げてきているが、これ以上に経産牛の比率を上げるのは現状の出品状況からして困難である。改良と言うのは未経産の時点から骨格のしっかりしたものでなければならないし、全部経産牛にして本当にナショナルショウができるのか疑問である。また、後継者育成の観点からも未経産牛が無いと難しいと思う。(北見)
・共進会には大きな目的が二つあると思う。一つは良い体型を争うことで、もう一つは多くの人たちとの出会いの場と言うことです。特に若い人々を育てるため、その出会いの場を作っていくことが大切で、その意味でもある程度は未経産牛の出品が必要と思う。(北見)

ANS:以前は未経産の出品割合が多かったが、昨年、一昨年と皆さんの協力により、後代検定の部も設けられたこともあり、昨年の全道共進会では未経産牛178頭、経産牛213頭の出品となっています。これからさらに全部経産牛にするにはちょっと無理があると思います。また、初めてショウに出す人やジュニアの子どもには未経産牛からのほうが入りやすいのが現実ですし、ヨーロッパでも地方においては子供の育成のため未経産牛のショウをやっています。我々としては北米とヨーロッパの双方の良いところを取り入れてやってきて、今の形になってきたということで理解願いたい。

6.昨年の道総合畜産共進会の2歳ジュニアクラスには42頭もの出品があり、リングの中で一部牛が重なっていた。2歳以前に分娩している牛もいるわけですから、北米のように1歳の搾乳牛クラスも設けられないか検討してもらいたい。(道南)
ANS:過去にも何度か協議会でその意見が出されています。2歳ジュニアクラスは2歳以下でも出品できますし、確かに分娩月齢は早くなっておりますが、予選があるため全道の時点では実際に2歳未満のものは、まだ数頭しか出品されておりません。現状では1つのクラスとして成り立たないようです。しかし、この頭数が増えて来た時には当然考えなければならないと思います。

7.これまでの改良は何世代も掛けて行うものだったが、最近は海外からの受精卵によって簡単に良い牛ができています。これまでの改良とは異なってきており、日本の改良はこれでよいのか聞きたい。(上川)
ANS:前回の全共では輸入受精卵から生まれた牛が最高位になり、それに対する意見は出されていましたが、それは酪農家から出ているものではなかったと思います。酪農家にとって良いものを使いたいと思うのは当たり前ですし、誤ったことではないと思います。改良には人それぞれの考え方があるのではないでしょうか。何世代もかけてコツコツやりたい人や経営にプラスであれば良いものを輸入して改良する人もおり、他人が決め付けられるものではないと思います。

8.ナショナルショウの審査員は、全認定審査員から選ぶようになっていますが、ある程度の人数に絞ってもらいたい。(根室)
ANS:審査員については以前にもそのような意見があり、候補者を絞って投票してもらったところ、今度はその候補者を選ぶのに公平を欠いているという意見が出た。今の方法が一番公平な方法であると考えています。

9.全共開催に伴い、酪農家の中には資金的な協力をしても良いという人もいますので、寄付金の受け皿となるものを設立してもらいたい。チャリティに物品を提供してもらうというのもあると思います。金額の多い少ないばかりでなく、皆が北海道の酪農家として何らかの協力ができたらという気持ちが持てるような形にしてもらいたい。(上川)
ANS:全共全体の骨格が決まる年末以降、資金計画が決まって、その中で必要であれば検討いたします。組合の配当を積み立ててくれるような組合員の協力があれば、業界関係者への働きかけも非常にやりやすくなります。

10.全共の最高位について、その牛や出品者を皆で祝福してあげられるような場を考えたらよいのではないか。(上川)

11.チーズやヨーグルトなどの乳製品や関係者を全国から引き込んで、一緒にできれば良いと思っています。全共に合せて、そのような人々を全国から5年に1度集まるような場にできないか、考えてもらいたい。(釧路)
ANS:今後どう消費拡大につなげていくかが、大きなポイントと思いますので、乳製品等を含めた関連団体とも協議をしながら、そのような意見も生かしていきたい。
 しかしながら、早来の会場では既存施設があり、さらに充実すべく、徐々に整備しているところですが、今後の全共で問題となっているのは、その開催に経費がかかりすぎるという点です。その為、北海道の後、継続して開催できるのかということもあり、あまり金をかけずに、一方で、効果的に改良の成果を称えあえる共進会にすると同時に消費者を巻き込んだものにすることが大事と思います。

12.全共の出品頭数について開催地枠で増えるのか聞きたい。(檜山)
ANS:今まで北海道枠は42頭ですが、開催地としては変えない方向で考えております。できるだけ府県から多くの牛を持ってきてもらいたい。ただし、後代検定娘牛のクラスは別枠ですし、実際北海道に多くの娘牛がいますのでその分多く出品されることになると思います。

13.全共開催に伴う施設整備で、大会終了後に減価償却などで莫大な経費がかかることの無いように進めてもらいたい。(胆振・後志)
・全共開催時の会場周辺の交通アクセス等について不安に思いますので、十分留意して準備していただきたい。(道南)

ANS:将来のナショナルショウを考えたときに、もう少し枠を増やしてほしいと言う要望もありますので、それらを見据えた施設の整備を考えております。決して無駄とならないような計画としたい。全共でもぜひ魅力ある施設としたいと思います。

《市場・流通・斡旋関連》
1.家畜市場についてホクレンの白老市場と日程が一部重なっており、地元としては幾分不都合となっています。白老市場は比較的手狭な一方、早来は十分な広さがありますので、双方で有効利用できれば、購買者にとっても、ホル農協にとってもよいことと思いますので検討願いたい。(胆振)
ANS:早来は昭和50年以降、毎週火曜日でずっとやっております。当市場は素牛が殆んど出品されておりませんし、白老市場と早来市場が重なっても白老は和牛の素牛やF1素牛がセリに掛けられているようですので、それなりに住み分けしておりますのでご理解願いたい。

2.ゴールデンセールの出品条件で、ヨーネ病は全国で大問題になっており、血液検査でなく、糞便検査にすべきと思うがどうか。(空知)
ANS:それが一番良い方法だとは思いますが、出品者がそこまで徹底してやってもらえるかという問題がまずあります。しかし、理想的にはご指摘のとおりです。(委員会で検討の結果、現状では検査に時間がかかることや出品者にまだ十分な理解が得られない、また、購買者の誤解を招くなどの判断により、従来どおりとすることが決められた。)

 北海道ホルスタイン農協
第 61 回
通常総会の
お知らせ

日 時:


場 所:

平成19年5月23日(水)
午前11時00分

『共済ホール』 
札幌市中央区北4条西1丁目(共済ビル内
)
   
 
ゴールデン ナショナル セール の出場申込受付開始

予防接種は従来のIBRとアカバネ病のほか4種を追加
ヨーネ病の衛生検査済を原則としたことで生後7カ月以上のものに限定
母牛が初産検定中の場合はM8,500㎏・F4.0%以上の成績を得る見込みのもの


申込み〆切 5月25日(金) 選定 6月上旬より




選定後、セール出場牛に決定しましたら次のことを尊守して下さい。
① 出場牛の写真撮影にご協力下さい。
② 出場牛の調教を励行して下さい。
③ 輸送の前日は牛体洗浄と頭・頸・四肢の毛刈りを
 行って下さい。

_____________________
ゴールデン ナショナル セール 開催要領
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
昨年のゴールデン ナショナル セール
1.日  時:平成19年9月22日(土)夕刻
2.場  所:北海道ホルスタイン家畜市場(安平町)
3.出場頭数:50頭
4.取引方法:セリ売(主取りなし)
5.出場牛の資格
 (1)本牛は体型、資質の優れた雌牛で疾病・悪癖のないもの。
 (2)血統濃度が100%のもの。
 (3)生後7カ月以上(セール当日)のもの。
 (4)母・祖母が次の成績を満たしているものか、または現在検定中で、その成績を得る見込みのもの。
 ・体型得点  80点以上
 ・乳   量  10,000㎏以上
 ・乳 脂 量  1,000ポンド(454㎏)以上
  なお、母牛が初産検定中の場合は乳量8,500㎏・乳脂率4.0%以上の成績を得る見込みのもの。
 (5)前記(4)の資格を満たしていなくても、本牛が共進会に出場し上位入賞の実績があるもの。または将来共
   進会で上位入賞が見込めるもの等、主催者が特に認めたもの。
 (6)本牛がナショナル ショウに出場し1等賞に入賞したもの。
6.出場牛の衛生条件
 (1)出場牛は、IBR・アカバネ病・牛ウイルス性下痢-粘膜病1型・2型(BVD・MD)・牛パラインフルエンザ
   (PI)・牛RSウイルス感染症(RS)・牛アデノウイルス感染症(AD)の予防接種と健康検査を済ませ、獣医
   師が発行する「予防接種・健康検査」の証明書を提出しなければならない。
 (2)ブルセラ病・結核病・ヨーネ病・白血病の衛生検査を受け、陰性である旨の証明書が必要です。
   上記(1)(2)については別途様式があります。
 (3)真菌症等の皮膚病に罹患していないこと、及びイボ等体表(乳房も含む)に異常のないもの。
7.出場牛の選定後の条件
 (1)主催者の承諾なしに売却または売約しないこと。
 (2)疾病または事故で欠場の場合は、獣医師の診断書を添え、速やかに主催者へ連絡すること。
 (3)出場牛の売却価格は主催者に一任すること。
 (4)出場牛はセリ落し後10日間の預託経費、ならびに引き渡し後、先天性生殖器奇形・盲乳など優良雌牛とし
   て著しく機能を損なう事故が発生した場合の一切の損害等は、全て出品者の負担とする。
 (5)セール出場牛の上場順序は、セール当日の朝に主催者が決定する。
 (6)セール開催日前3日間と開催日および翌日までの5日間の管理は主催者が行う。
 (7)出品者はセール出品決定後、出場牛を清潔に保ち発育を良くし、完壁な状態で主催者へ引き渡すことが
   できるよう管理すること。
 (8)セール会場到着時点で、内部疾患や長期治療を要する外傷等、セール出場牛として不適切であると主催
   者が判断した場合は、これを返却し、その経費は出品者の負担とする。
 (9)出場牛の名簿体裁は、主催者に一任する。
 (10)出品者は、出場牛の輸送前日に牛体洗浄と、頭・頸・四肢の毛刈りを行った上で、主催者が手配した家
   畜車に積み込むこと。
 (11)管理上、出場牛の調教を励行すること。
8.手数料
  牛代(消費税を加算)の10%(調書代、事故共済金を含む)。
9.申込期限
  平成19年5月25日(金)までに名号、登録番号、授精月日、供用種雄牛をお知らせ下さい。
10.選定・写真撮影
  平成19年6月中旬までに下見選定を行い、7月中旬までに写真撮影を行います。
11.その他
  ナショナル ショウ1等賞入賞牛の飛び入り参加については、手数料4%でセール当日出場を受付いたします
  が、事前に白血病の検査と血統能力調書が必要ですので、予めご準備下さい。
  

第17回理事会の概要
平成19年3月23日(金)午後2時
北海道ホルスタイン農業協同組合
【報告事項】
1.前回理事会(1/26)後の主な処理事項について
 2/5~18 地区組合員協議会(10地区)
  /11    道南地区早来家畜市場協力会 総会
  /12    北海道ジュニアホルスタインクラブ運営委員会 総会
  /13    北海道ホルスタイン改良協議会 総会
 3/1     第39回宇都宮顕彰会表彰式・祝賀会
  /9     役員選任推薦会議
  /20    第13回全共に係る第7回企画委員会
         日本ホルスタイン登録協会 正副会長会・理事会
  /22    総務委員会
         経済企画委員会
  /23    第3回特別委員会(午前)
         JHBS取締役会(午前)

2.地区組合員協議会における主な意見要望について

3.日本ホルスタイン登録協会、第7回企画委員会並びに理事会の概要について

4.総務委員会報告について

5.経済企画委員会報告について

6.特別委員会報告について

【協議事項】
1.組合員の加入、脱退
 ・加入2名
 ・譲渡加入2名
 ・脱退5名
 ・加入脱退後の組合員数1,079名

2.平成18年度業務状況・収支決算見込み並びに当期利益金処理(案)について
  登録業務は、牛乳消費の低迷による減産型計画生産のため飼養頭数が減少し、登録頭数は164,000頭で、
 計画比93%と大幅に減少する見込である。
 自動登録は、普及推進に努めた結果、147,340頭と、計画比104%と拡大しており、自動登録率は90%に迫る
 見込みである。
  また、検定は104%、審査は109%と計画を上回る見込である。
  流通業務は、米国産牛肉の輸入が再開されるとの見通しから、年度計画を抑えて設定したところ、この再開
 が遅れたため、肉用素牛の需要の増加と高価格に支えられ、取扱額は計画比125%以上となる見込みであ
 り、家畜市場も乳牛以外は高値で推移した事から取扱額は計画比131%となる見込である。
  全体の収支は、登録頭数の減少から受託収入は減少するものの、事業収入が増加することと、経費の節減
 に努めた結果、収支差額は概ね前年並みと見込まれる。

3.職員給与改定(案)について

4.第13回全共に係る会場内施設整備実施計画(案)について

5.農協法改正に伴う定款等改正(案)について

6.平成19年度事業計画及び収支予算(案)について

7.2007ゴールデンナショナルセール開催要領(案)について

8.2007北海道ホルスタインナショナルショウ審査員について

9.任期満了に伴う次期役員候補者について

10.人事異動(4月1日付)について

前期審査日程


日程  6月18日~6月29日

□石狩地区

 全管内
□空知地区
 全管内
□十勝地区
 豊頃・浦幌・本別・足寄・陸別
□根室地区
 西春別・中標津・計根別
□網走地区
 紋別・上渚滑・雄武・興部・滝上・西興部

日程  7月2日~7月13日

□上川地区
 全管内
□後志・渡島・檜山地区
 全管内
□十勝地区
 新得・清水・芽室・鹿追・士幌・上士幌

□釧路地区
 釧路・阿寒・鶴居・幌呂・白糠・音別
□網走地区
 丸瀬布・遠軽・上湧別・湧別・芭露・生田原・白滝・留辺蘂・温根湯

日程  7月17日~7月28日

□十勝地区
 中札内・更別・大樹・広尾・忠類
□釧路地区
 弟子屈・標茶・浜中・厚岸
□根室地区
 根室・別海・標津
□網走地区
 北見・相内・上常呂・置戸・訓子府・端野・美幌・女満別・津別
□留萌地区
 全管内

日程  8月27日~9月7日

□胆振・日高地区
 全管内
□十勝地区
 帯広・川西・大正・音更・木野・高島・池田・幕別・札内
□根室地区
 上春別・中春別・計根別(一部)
□網走地区
 網走・佐呂間・常呂・東藻琴・斜里・小清水・清里
□宗谷地区
 全管内



ひとこと
 最近、私の母がエコバッグを購入しました。「エコバッグ」とは地球環境に優しいバッグのことです。
 買い物の時、“レジ袋の代わりとして使用する持参式バッグ”としてご存知の方も多いと思いますが、このエコバッグが最近とても注目を集めているのです。
 現在、スーパーやコンビニなどで使用されているレジ袋が導入されたのが、1970年代。そのころは、丈夫で水に強いという利点から多くの主婦に愛されました。
 しかも、使用後はゴミ袋や、埃から物を守る保存袋としても再利用され、たくさんの支持を得てきました。
 しかし、このレジ袋が1年間でどれだけ消費されているか皆さんご存知ですか?なんと、305億万枚(国民一人あたりに換算すると約300枚)も消費されているのです。この量のレジ袋を生産するのに、原油が約55万8千klも使用されていることを考えると、少なくとも地球に優しいとは言えませんよね。
 そこで、環境問題を重視するということで、近年、販売店によってはレジ袋の有料化や、マイバッグ持参のお客にはポイントを贈呈するなど、エコバッグの使用を広めようとする動きが増えてきました。最近は特に自然環境の保護に対して関心を持つ人が増えてきています。ゴミを減らすというのも、環境保護対策の一つではありますが、やはりエコバッグのほうが取り組みやすいのでしょうか。デパートや近所のスーパーで、エコバッグを使用する人が目立つようになってきました。取扱店も徐々に増え始め、今では店頭販売・ネット販売など、どこでも購入できますし、色やデザインも豊富で、自分の好みにあったものを選ぶことができます。私の母も、綺麗なライトグリーンの“自分好みのエコバッグ”を購入していました。
 私はよく母と買い物に行きますが、自分の気に入ったバッグで買い物をするようになってから、少しだけ母の姿が楽しそうに見えてきました。
 好きなバッグで買い物ができて、しかもそれが環境保護に貢献して、これだけ気軽に楽しめるなら、もっとたくさんの人に広まってほしいと思います。これを読んだあなたも自分だけのエコバッグを探して、楽しく買い物をしてみてはいかがでしょうか?
A.Y
 

Copyright (C) 2006 Hokkaido Holstein Agricaltural Cooperation . All Rights Reserved